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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2012年2月22日水曜日

47歳からの柔道 12回目

本日も行ってまいりました、県立武道館へ。
今日は北陸高校の道着を着て黒帯を締めた30歳の人が来ていました。初顔です。
もう一人39歳で僕のあばらを折った人と知り合いらしく、話しているのを聞いた限りでは現在柔術をやっているみたいです。さすがに寝技はかないませんでした。
本日の練習は開始時、その北高柔道着の人と、白帯18歳(体育学部受験のために来ているとのこと:なんだ受験対策かい)と自分の三人だけで準備運動から始まりました。
受身の後に打ち込み10回を10本。その後寝技5本、立ち技乱取り10本のいつも通りのメニューです。
寝技でスタミナを使い果たした自分は、本日の立ち技乱取りは、情けないことに3本がやっとでした。
途中から練習に加わった北陸中のR崎君には全く組ませてもらえず畳に這わされ続け、以前二回ほど見たことがある年配の黒帯の人は、最後にやりましたが相手がばてばてだったにもかかわらず掛け逃げを許してばかり。
残りの一本は、いつも残り15分になって現れるぼろぼろの道着の年配の柔道家。
体は小さいくせにものすごい逆三角形の体で、パワー柔道というか力の組み手でじわじわくる人です。
この人は技をかけているところを実は見たことがありません。
筋トレ代わりに柔道をやっているのでしょうか。
したがって投げたこともありませんが投げられたこともないという不思議な感じの人です。
今夜も案の定、同じ展開に。
でも、この人は組み手争い専門なので、自分の組み手の上達程度を測るいい目安になります。
ちょっと組み手は有利になってきたかも。
しかし、組み勝っても技が掛けられません。まだまだです。
今日は暖かくて久々にいい汗をかきました。
練習後に師範にあいさつに行くと「怪我はしませんでしたか」ときついお言葉。
この言葉が今の自分の立場をよくあらわしていると思います。
教える側も怪我されることを恐れているのでしょう。
しかし、今月は怪我から復帰後、5回連続での出席です。我ながら立派です。
健康診断の採血結果でも、今までどうやっても中性脂肪が300から600台というひどい値が、180と信じられない低値になってました。内服はしていますけど。
体重も3から4キロ減っています。ダイエットは一切していないので柔道のおかげです。
とりあえず、いまの自分は継続は力なりを信じてやるのみです。
自分はこれまで継続することで人生を切り開いてきましたから。やり始めるととにかくしつこいのが自分の取り柄なんです。
ま、おっさんの柔道はこのくらいにしておいて、長女の試合結果について報告します。2/12の錬成大会ではあっという間に大外を返されてそのまま袈裟固めで一本負け。あっさりしたもんでした。
2/18の丸岡の大会ではリーグ戦で4試合を戦いましたが、やはり全敗で世の中そんなに甘くないことを思い知らされました。一勝でも挙げれば黄色帯をもらえる予定だったのですが、始めてまだ5カ月で勝てるはずは無いのです。
長女は最初は負けると泣いていましたが、最後のほうではそんな仕草も見せなくなっていました。
自分の目から見ても打ち込みでさえ、釣り手が下がっている、引き手が引いていない、と明らかな欠点だらけなんですから。
そろそろ教えてやろうかなと思う今日この頃です。
それと、次女がとうとう近々、柔道着に袖を通すかも知れません。
ずっと柔道を拒み続けてきた頑固な次女だけにドキドキハラハラです。
自分は実は、最近はあまりの寒さに少年柔道に道着を着て参加することは無くなっていたのですが次女が道着を着てやるとなったら自分も参加するしかありません。
そう思っています。だって心配なんですもの。
柔道ほど危険なスポーツは実は無いのですから。

今夜は、体の痛みがありません。ずっと右肩が五十肩混じりの肩関節周囲炎だったのがどうやら落ち着いてきたようです。五十間近になっても体は鍛えられるもんなんですね。
人体は不思議ですね。今更ですけど。

2012年2月16日木曜日

47歳からの柔道(11回目)

・弐段への挑戦
先週から県立武道館の練習に復帰しています。昨日も行ってきました。23年度後期は既に30回が終了。そのうち自分が出席したのは12回。なんと半分も出席出来てない状況に愕然です。
だんだん体も慣れてきましたので残りはなるべく出て、全40回中半分は達成したいところです。

今度の日曜は昇段審査があるせいか受験予定の者は形の練習に専念しており、練習しているものはまばらです。ということで7時半ちょうどぐらいに行くと、いつものリーダー格の少年柔道の先生と、おそらくどこかの学校の体育教員であろう白帯の人が打ち込みに精を出していました。この方はほんとの柔道初心者で4月から始まる武道必修化に備えて勉強に来ているようです。

まあそんなことはどうでもよいのですが、自分は広い道場の端で準備運動と柔軟をしていると同じように遅れてやってきた北陸中学のR崎君との打ち込みを師範の先生に命ぜられました。
このR崎君は何度か一緒に練習したことがありますけど中学ではおそらく県下でトップレベルと思われます。パワー、スピード、切れどれもモノの違いを感じます。その子と15本ばかり打ち込みを行ったでしょうか。やはり打ち込みは大切であると実感しました。自分の打ち込みがどんどん鋭くなっていくのを感じます。打ち込みも強い選手とやらないとだめだと思いました。

その後立ち技乱取りとなったのですが、自分は4本行いました。昨年11月から黒帯をしめているY崎君と2回、先の少年柔道クラブリーダー格の人、おそらくは参段ぐらいの人と1回。もう一回はいつもの坂井中のケンジ君とです。彼とは全力を振り絞ってパワー柔道に徹すれば負けることはないのですが、普通にまともな柔道をすると足技で転がされてしまいます。この日も足技で二回ほど転がされて、少し頭にきて最後に一回何が何でも投げようとしたところで終了のブザー。
この借りは土曜日の坂井武道場で返すことを誓いました。
冷静に振り返ると最近ケンジ君にはいつも組み負けているように思います。右釣り手をいつも奥襟で取られて頭を下げられているのです。自分のほうが体格も力も上なのに頭にきます。奥襟を取られた場合は柔道着をずらして相手の釣り手を下げると本で読んで知っていますが、そんな姑息なことまでさせられるのが頭にきます。

まあそれでも息が上がって立っていられなかったついこの前までのことを考えると自分も進歩していると思います。いや進歩しているに決まっています。
そういえば先週、師範のY谷先生に5月に昇段審査を受けることを勧められました。ほんとは今月受ける予定だったのですが一か月怪我で休んでしまったので仕方ありません。その時なんと形と筆記だけで良いというようなことを言われたのです。「若い人と試合しても仕方ないし・・・・・」なんて言うのです。冗談ではありません。そんなんで弐段になってもちっとも自慢できません。インチキ弐段です。そんなことなら昇段審査など受けずに一生初段のままでいたほうがましです。試合を希望しました。通常5試合ほどやって3人に勝たなくては昇段できません。Y谷先生は「いいですよ」と言って笑っておられましたが。

というわけで本格的に弐段への挑戦が始まりました。65歳までに五段になって医者やめて、柔道教室を開いて余生を送る夢もいまスタートです。