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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2013年8月29日木曜日

追いかけっこ おやじ柔道(53)

 昨夜は久々に県立武道館へ行ってきました。
かれこれ1か月ぶりでした。
先週からお盆明けで一般の練習は再開していたのですが、先週おやじは野暮用が重なり行けませんでした。
いつもの通いなれた県武も間隔があくとなんだか敷居が高く感じられます。
これが嫌なんですよね~。
だから行くか行くまいか迷った時はとりあえず行くことにしています。
行ってどうなろうと心配しても始まらないので。

先週の水曜は久々に行ってくたくたになってやろうと実は首を長くして待ち望んでいたのですが、愚娘のマオの夏休みの自由研究を手伝う羽目になりつぶれました。
金曜こそ行ってやろうと燃えていましたが、医院の機械搬入が長引き結局行けませんでした。
そんな訳で昨日だったんですが、相変わらず一般の部は寂しい感じで、まずいつものように居残り少年の部に混ぜてもらって打ち込みから始めました。
打ち込みが10本終わってふと見ると、一般の人が三人ばかり来て打ち込みをやっていましたのでそちらに合流することに。

一般の方は年配の方二人に若い20台の藤島高校の道着を着た人が一人で、自分はまずこの若い人に乱取りの相手をしてもらうことにしました。
初めての人と乱取りをするときは、どんな柔道をするかわからないので初めは大体探り合いです。
この若い柔道家は身長が約170cmちょっと、体重は70kg前後といったところでしょうか。
比較的新しい黒帯を締めていますが高校時代に取ったものでしょう。
乱取りを始めてみると妙な違和感を徐々に感じてきました。
全く組もうとしないのです。
最初は組手が厳しい人なのかなと思っていましたが、あまりに組手を嫌って手を払いのけているので、両手を差し出して好きに組ませようと思ってもその差し出した手を払いのけて後退していきます。
どこかでよく見る光景です。
そうです、うちのへたれマオがおやじと乱取りするとよくこんな感じになって逃げまわっています。
まさか県武で同じ光景に出くわすとは。
少し可笑しくなってしまいました。
とにかく組まないことには始まらないのでなんとかふんづかまえようとしますが、相手も必死になって組手を切ってきます。
ようやく捕まえたと思っていると一本背負いの掛け逃げで後ろ向きに座り込みます。
どうにも仕様がない状態であっという間に3分が終わってしまいました。
おやじには珍しく息が上がってない状態でしたが、向こうは若いくせに息を切らして辛そうです。
2本連続でお願いするのは止めてあげました。

いつの間にか一般の他の二人はいなくなっていて、この若者とおやじの二人だけになっていたので仕方なくあと2本ほどやりましたが、結局最後まで捕まえて投げることはできませんでした。
こんな事もあるのかといったところで練習終了となりましたが、まあ良しとしました。
怪我もしませんでしたし、それなりにいい汗もかけましたので。

夏休みももう終わりますが、9月は少年柔道の試合が二つあります。
おやじは残念ながら二つとも仕事で見に行けませんが、子供たちには頑張ってもらいたいです。
夏休みの練習の成果を測るいい機会ですから。


 

2013年8月3日土曜日

夏合宿 おやじ柔道(52)

 今日は坂井柔道教室の夏合宿と称する稽古がありました。
昨年は午後から始まり夜は公民館に子供たちは宿泊し、翌日の日曜朝から午前中いっぱい稽古するという文字通りの合宿でしたが、今年は子供の数が少ないという理由で土曜の午前、午後と練習し、夜はバイキングの店で全員で外食し、翌日の日曜はみんなで海で海水浴という子供たちが喜びそうな合宿となりました。

土曜午前は13時まで仕事のおやじは、午後から参加となりました。
実は約半月ぶりの柔道です。
県立武道館は毎年この時期、夏休みに入ってしまい一般の部も休みになってしまうのです。
今週水曜夜にのこのこ行って、真っ暗な道場に出迎えられてショックを受けて戻ってきたおやじでした。
この歳でブランクを作ると二度と復帰出来なくなるのが何より怖い49歳なのです。
そんな訳で、今日こそはまともな乱取りが出来ると思い、居ても立ってもいられずこの日を迎えたおやじなのでした。

13時半ごろ駆けつけると、黒帯を締めたOBや父兄、指導者の方々が大勢集まっていました。
いやあ、みんな柔道が好きなんですね。
職業はバラバラですが柔道が好きというだけで垣根の無い付き合いが出来る、やはり柔道は素晴らしいと思います。
フランスでは柔道人口が日本とは桁違いに多く、そのドキュメンタリーを以前テレビで見た事がありますが、その中で子供に柔道を習わせている親御さんのインタビューで「柔道は人生の学校」と言っていましたがよく分かる気がします。
柔道を通じて柔道以外の色々な事が学べるのです。
そしてそれは建前など必要としない本音の世界です。

ややこしい事はさておき、今日の道場はからっとして風が心地よく、昨年のサウナ地獄とくらべかなり快適な環境と思えました。
どうやら梅雨が明けたようです。
中学生の面子を見渡すとおなじみの3年生達に加え、普段見ない顔が何人か混じっていました。
2年生や新1年生達です。
新1年生は坂井柔道教室OBの子がいるので見ない顔というわけではないのですが、2年生には坂井柔道OBがいないせいか、普段土曜夜の一般の部で顔を見る事はありません。
まあ、3年生で普段おやじが乱取りさせてもらってるシュウ君とハヤテ君もOBでは無いのですがね。

練習はいつもの補強運動から始まり、その後打ち込み、早打ち込み、マットを使っての投げ込み、元立ちを立てての乱取り、といつもとは時間のかけ方が違います。
みっちり1時過ぎから夕方5時まで練習が続きました。
元立ちを立てての乱取りでは、元立ちに立とうか迷ったのですが、あくまで主役は子供達なのでスタミナが持つ筈の無いであろうおやじは掛かりの方に専念しました。

いつものようにハヤテ君、シュウ君、R星君らとやりましたがやはり3年生は歯ごたえがあります。
北信越大会に今度出場するシュウ君などはやはりパワフルでなかなか投げさせてくれません。
それどころか小外掛けで一回投げられました。
持ってすぐ掛けないとだめですね。
いいとこ持ってしばらくためらっていると(というか休んでいると)絶対にやられます。
もうすぐ3年生も引退して受験勉強に突入する時期となりますので、それまでに一回でも多く投げられた借りを返さなくてはなりません。
またの機会としておきましょう。
でもお互いガチで乱取りできるのはこれが最後かも知れません。
北信越までそんなに日が無いし、それが終われば全国大会に進みでもしない限り、中学柔道も終わりでしょうから。
全国に行くような事があれば、もうおやじは相手にされないでしょうけど。

久々に柔道をやって息を切らしました。
苦しいけど楽しい、そんな不思議な感覚です。
そんなたまらない幸せを味わえるのもあとわずか。
3年生が引退してしまうと、ざっと見渡した限り歯ごたえのありそうな奴は見当たりません。
そんな寂しい時期に突入してしまうのでしょうか。
それともふらっとこのおやじの様な変な人が入って来て、バチバチやり出したりして。
まあ、おやじはおやじ同士、休みながらできる県立武道館が一番合っているのかもしれません。

とにかくおやじの目標は強くなる事、子供たちの補強運動に同じようにフル参加したり、掛かり稽古で元立ちに立つなどいくらでもやりようはあります。
あまり大ぶろしきを広げると自分の首を締めてしまいますが。

そんな感じで一日目は終わりました。
半月の休養で肘、膝の痛みはかなり落ち着きました。
暑い夏の盛りに思い切り柔道が出来ないのは少し残念ですが、まあおやじの場合先は長いのでぼちぼちやります。

肝心の子供たちはと言うと、さすがに午前午後の練習は応えたようです。
熱中症というか脱水というか具合の悪くなる子もちらほらいましたね。
そういえば中学生のR星君も道着の袖が汗でグッチョリでした。
こんなに道着がグッチョリ濡れるほど汗をかいてみたいもんです。

マオやリオはまあいつもどうりに淡々とこなしているように見えました。
マオは最近サーキットトレーニングでへばる事が多くなった気がします。
体力が落ちているのでしょうか。
それとも誤魔化すのを止めて真面目にやっている証なのでしょうか。
リオは相変わらず抜群のスタミナで一番のチビながら練習に付いて行っているようです。


明日は通い合宿2日目、海で海水浴が待っています。
まっかっかになってしばらく柔道着が着れなくなる気がしますが行ってきます。