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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2014年12月26日金曜日

川口道場10周年記念柔道大会 おやじ柔道(95)

先日の祝日、天皇誕生日に県立武道館で川口道場10周年記念柔道大会が行われました。
川口道場さんは強豪なのでさぞかし歴史のある道場かと思っておりましたが、まだ創立10年とは意外でした。
道場も川口先生の納屋を改造した道場で、試合場が1面ぎりぎり取れる広さと聞いてなおびっくり。
そんな環境にあってあの勢いは信じ難いものがあります。
川口道場は今や福井を代表すると言っていいぐらいの全国的に名の知れた少年柔道クラブです。
熱心な指導者とやる気のある子が集えばここまで来れる、そんな良い見本ですね。

実はおやじが3年前に子供と一緒に柔道を再開してすぐの頃、自分の練習ができる場所を探した際に大学の近くに川口道場があると知り、とりあえず行ってみようと車で探したことがありました。
川口整骨院はすぐ発見出来ましたが、その近くにあるはずの道場がどうしても見つけることが出来ませんでした。
何度も整骨院のドアを開けて場所を直接訪ねようとしましたが、そこまでの踏ん切りがつかず、結局道場訪問は諦めたのでした。
それで県立武道館の武道学園にしたわけなんですけど、あの時にもし川口整骨院さんのドアを開けていたら、その後の我家の人生が大きく変わっていたかもしれません。

大会は高学年と低学年に分かれての団体戦のみでした。
毎年4月頭に開催される児玉杯と似た感じの大会形式です。
ただし、高学年は7人制、低学年も5人制と児玉杯よりそれぞれ2人多い構成での試合となりました。
うちのチームは人数不足で春江さんとの合同チームで参加しました。

結果は高学年春坂合同チームがトーナメント2部で準優勝。
低学年は予選リーグ全敗で2部にも進めませんでした。
リオのいる低学年チームは個人の試合結果も全員学年繰上げで一学年上の子との対戦となり、いいところなく全敗。
リオの相手は3年生の小さな男の子で体格では引けを取らなかったのですが、やはり上級生の男子相手では身体能力に差があるようでした。


この日は2試合して泣いて帰ってきただけでした。

マオは高学年合同チームで2試合出て1敗1不戦勝、別に期待してませんでしたが1敗の相手は大野の小柄で低い背負いが切れる子でした。
福井ではグレーゾーンの片膝背負いが本来の持ち味で、決して弱くはありません。
その子相手に低い背負いに付いて行くことなく潰し、一瞬大外で相手が飛んだ場面も作りました。
引手が弱く腹ばいに逃れられましたけど、惜しい場面でした。




腰が引けて見栄えが悪い柔道ですが、鍛えようによってはまだ捨てたもんじゃないのかもしれません。
自分なら中学高校と学生である間は柔道一筋で決まりと行きたいところですが、いかんせん本人にやる気がないのでは仕方なしです。
「馬を水辺に連れて行くことは出来ても、馬に水を飲ませることは出来ない」
こんな諺があったでしょうか?
マオの柔道は小学校で終了です。
あと1年で何かを残してもらいたいものです。

最後の表彰式ではちょっとしたサプライズがありました。
敢闘賞の一人にリオが選ばれたのです。
一回も勝てなかったのになんで?って思いましたが本人はこの笑顔。


「勝ってないのにこの賞は間違いだから返してくる。だからよこせ」
と言うと「やだよ~」の返事。
金メダルなら何でもいいやって感じです。
やれやれです。
小学校を卒業したら金井学園にぶち込んでやろうと本気で思ってしまいました。

こんな感じで長い試合シーズンも終了しましたが、おやじ柔道ともども来年もよろしくお願いします。