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日、祝祭日は休診です。
毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2012年12月26日水曜日

今年最後の練習 おやじ柔道(27)

昨日は今年最後の練習となる坂井柔道教室に行ってまいりました。
火曜は通常少年の部だけですが、少年の部は先週土曜で納会も終わってしまったので、大人だけの練習でした。
といっても現副キャプテンのMちゃんと、次期キャプテンのG君は自主的に参加していました。
うちの長女のマオもおやじとセットで参加です。
あとは中学生と、中学生のお母さんで白帯ママさん柔道家のSさんです。
Sさんはかなり積極的に柔道に取り組んでいまして、県立武道館のレディース柔道教室にも欠かさず参加しているようです。
年齢はおやじよりは若いですが四十路です。
しかし柔道のおかげでしょうか、それとも元からなのか、体の柔らかさが半端ではありません。
見た目もかなり若めです。

そんなメンバーで総勢約8人、それと指導の先生が3人、付添のお母さんが3人という面子で午後7時から開始でした。
いつもは子供たちにやらせて、横でハッパをかけているだけの準備運動もフル参加です。
しかし親父には到底ついていけるものではありません。
いつもは屁たれとバカにしているマオにも置いて行かれる始末で、歳をつくづく思い知らされました。
そのあと、寝技、打ち込み、立ち技乱取りとこなしましたがいつもと違って疲労がたまった状態だったので中学生との乱取りも満足に行えずでした。
一晩寝た後の今日は、体は何ともないのですが一年前なら動くのもつらい状態だったでしょう。

練習はなんだかんだで約二時間と、おやじにしてみればよくついて行けたと思われるメニューでした。
練習の後はお菓子が配られ、ささやかなクリスマス会となりました。
こんなクリスマスもいいもんです。
おやじはどう参加していいのやら最後まで戸惑ったまんまでしたが。

とにかく怪我無く、最後の練習は無事終了しました。
この一年は怪我の連続でしたが、幸いどれも大きな怪我ではなく柔道を休むことなく回復できたようです。
あとは禁煙を行えばちょっとはまともにできるようになるのでしょうか。

最後に娘たちの柔道についてですが、長女のマオは最近目を見張ることが多くなってきました。
案外素質があったのかもしれません。
次女のリオは、いきなりデビュー戦で優勝したのはラッキーでしたがその後はいまひとつ目に見える上達はないようです。
次の試合あたりで大きく明暗が分かれる気もします。

こんな感じで正月を迎えます。
三週間前に痛めた腰も、正月休みでしっかり癒したいと思います。
来年も無事に柔道ができますように、そして早く二段にふさわしい実力を早く身に着けたいと願う、加齢臭漂うおやじでした。

2012年12月12日水曜日

高校生との乱取り おやじ柔道(26)

今夜も行ってまいりました県立武道館。
わざと少し遅刻して行きました。
何故かというと、恥ずかしながら最初に正座してあいさつする時の号令の掛け順がいまいちよくわからないというボケおやじ状態だからです。
道場を見ると、相変わらずさびしい状態。
師範の陣取る一角にはだれもおらず。
よく見ると居残り小学生、女子たちに混じって白帯高校生の荒ちゃんが同じ白帯君と打ち込みに精を出しているではありませんか。
一般の部に混じって下手くそおやじの自己満足の餌食になるのは御免とでも言いたげな・・・・。

しかたありません。
そのうちどこからともなく湧いてくる、腕自慢高校生の餌食になるしかありません。
1人で柔軟をしてやつらが来るのを待ちました。
案の定、手頃な獲物(もちろん私、へたれ勘違いおやじのことです)を見つけて奥のほうから少しずつ寄ってきます。
なんだかライオンが狩をするようですね。
自分は、天敵が襲いかかって来るのを分かっていながら観念して、ひたすら待つ草食獣です。
なんだか笑えますね。

さて、そんな時1人の見るからに猛者の雰囲気を漂わせた中肉中背の高校生が寒そうに現れました。
師範に挨拶しています。
早速、Y村先生におやじが紹介されているようです。
「耳鼻科の先生、お医者さんだよ…」なんて聞こえてきます。
師範に促されて渋々おやじに近づいてきました。
H高校のF田君とゼッケンに書いてあります。
なんかどっかで聞いた名前です。
たぶん、県でもトップクラスの高校生なんでしょう。

「あの、打ち込みをやるよう言われました。」かわいい顔してまだ高2とのこと。
お願いしますと一礼を交わし、打ち込み開始しました。
さすがに一流の打ち込みはスピード、切れ、安定感が違います。
おやじのように無理な力が掛ってないのがよくわかります。
しかし、一年前ならとても恥ずかしくて打ち込みなどできなかったでしょう、こんな強い選手と。
それが出来るようになっただけ進歩と前向きにとらえましょう。

さて、あっという間に約十本の打ち込みが終わりました。
寒さのせいかおやじもあまり息が上がってません。
そのまま乱取りに突入。
さあ、戦闘開始です。
組み手は思いのほかオーソドックスで、きちんとセオリー通り引き手から取ってきます。
おやじの組み手が厳しいと見るや、足を飛ばして注意をそらしすかさず引き手を取ってきます。
体重差が恐らく10キロ以上あるからでしょうか、おやじも一本目なので体力十分だからでしょうか、組負けることはあっても投げられるとこまではいきませんでした。
もちろん試合なら優勢負けですけれど。

その後いつもの軽量級Y口君。重量級のN瀬君と続けてやりましたが、高校生はスピードと切れはもちろんですが、技に入る時の思い切りがものすごくいいのです。
というか、一つの技に入る時は鉄砲をぶっ放すかのように一気に繰り出します。
そうです、おやじにはこの思い切りのよさが欠けているのです。
相手を見ながらじわじわ入っているようでは掛るわけないのです。

目からウロコのおやじです。
気がつくとN瀬君とは2回も乱取りしちゃいました。
スタミナも珍しく続いた感じです。
何より体を何処も痛めませんでした。
こんなことは珍しいと言っていいでしょう。

これなら明日、明後日と3日連ちゃんで柔道が出来そうです。
明日は小学生相手ですけどね。
でも春江のイキのいい子供が相手なら案外おやじのいい練習相手になってくれるかもしれません。

ちなみに今日は、あまりの寒さに柔道着の下にスウェット上下を着てしまいました。
県立武道館では初めてです。
でもしょうがないでしょう、この寒波の中、柔道しに行くだけでも奇特なんですから。

変なおやじを通り越して、痛いおやじと思われている気がします。
今日の収穫は 「技に入る時はためらわず、一気に」 です。