診療時間

診療受け付けは

月曜―金曜
AM8:30 から PM12:00
PM2:00 から PM6:00

土曜
AM8:30 から PM1:00

日、祝祭日は休診です。
毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2012年12月12日水曜日

高校生との乱取り おやじ柔道(26)

今夜も行ってまいりました県立武道館。
わざと少し遅刻して行きました。
何故かというと、恥ずかしながら最初に正座してあいさつする時の号令の掛け順がいまいちよくわからないというボケおやじ状態だからです。
道場を見ると、相変わらずさびしい状態。
師範の陣取る一角にはだれもおらず。
よく見ると居残り小学生、女子たちに混じって白帯高校生の荒ちゃんが同じ白帯君と打ち込みに精を出しているではありませんか。
一般の部に混じって下手くそおやじの自己満足の餌食になるのは御免とでも言いたげな・・・・。

しかたありません。
そのうちどこからともなく湧いてくる、腕自慢高校生の餌食になるしかありません。
1人で柔軟をしてやつらが来るのを待ちました。
案の定、手頃な獲物(もちろん私、へたれ勘違いおやじのことです)を見つけて奥のほうから少しずつ寄ってきます。
なんだかライオンが狩をするようですね。
自分は、天敵が襲いかかって来るのを分かっていながら観念して、ひたすら待つ草食獣です。
なんだか笑えますね。

さて、そんな時1人の見るからに猛者の雰囲気を漂わせた中肉中背の高校生が寒そうに現れました。
師範に挨拶しています。
早速、Y村先生におやじが紹介されているようです。
「耳鼻科の先生、お医者さんだよ…」なんて聞こえてきます。
師範に促されて渋々おやじに近づいてきました。
H高校のF田君とゼッケンに書いてあります。
なんかどっかで聞いた名前です。
たぶん、県でもトップクラスの高校生なんでしょう。

「あの、打ち込みをやるよう言われました。」かわいい顔してまだ高2とのこと。
お願いしますと一礼を交わし、打ち込み開始しました。
さすがに一流の打ち込みはスピード、切れ、安定感が違います。
おやじのように無理な力が掛ってないのがよくわかります。
しかし、一年前ならとても恥ずかしくて打ち込みなどできなかったでしょう、こんな強い選手と。
それが出来るようになっただけ進歩と前向きにとらえましょう。

さて、あっという間に約十本の打ち込みが終わりました。
寒さのせいかおやじもあまり息が上がってません。
そのまま乱取りに突入。
さあ、戦闘開始です。
組み手は思いのほかオーソドックスで、きちんとセオリー通り引き手から取ってきます。
おやじの組み手が厳しいと見るや、足を飛ばして注意をそらしすかさず引き手を取ってきます。
体重差が恐らく10キロ以上あるからでしょうか、おやじも一本目なので体力十分だからでしょうか、組負けることはあっても投げられるとこまではいきませんでした。
もちろん試合なら優勢負けですけれど。

その後いつもの軽量級Y口君。重量級のN瀬君と続けてやりましたが、高校生はスピードと切れはもちろんですが、技に入る時の思い切りがものすごくいいのです。
というか、一つの技に入る時は鉄砲をぶっ放すかのように一気に繰り出します。
そうです、おやじにはこの思い切りのよさが欠けているのです。
相手を見ながらじわじわ入っているようでは掛るわけないのです。

目からウロコのおやじです。
気がつくとN瀬君とは2回も乱取りしちゃいました。
スタミナも珍しく続いた感じです。
何より体を何処も痛めませんでした。
こんなことは珍しいと言っていいでしょう。

これなら明日、明後日と3日連ちゃんで柔道が出来そうです。
明日は小学生相手ですけどね。
でも春江のイキのいい子供が相手なら案外おやじのいい練習相手になってくれるかもしれません。

ちなみに今日は、あまりの寒さに柔道着の下にスウェット上下を着てしまいました。
県立武道館では初めてです。
でもしょうがないでしょう、この寒波の中、柔道しに行くだけでも奇特なんですから。

変なおやじを通り越して、痛いおやじと思われている気がします。
今日の収穫は 「技に入る時はためらわず、一気に」 です。

0 件のコメント:

コメントを投稿