診療時間

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日、祝祭日は休診です。
毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2011年12月17日土曜日

47歳からの柔道 (9回目)

昨日県立武道館での稽古中、右ふくらはぎ内側を肉離れしてしまいました。
あと5秒で乱取り終り、整理体操という時にホントになんでもない時に突然バチンという音と、何かで叩かれたような衝撃を右ふくらはぎに感じて振り返ったほどです。
すぐに肉離れを起こしたと思いました。
以前にも柔道で左太もも前方に相手の膝が当たって肉離れを起こしたことがありました。
その時も激痛でしばらく動くことができず、しばらくその場でうずくまっていました。
数日足を引きずっていましたが歩行は可能で生活にもそれほど支障は来さなかったと記憶しています。
今回初めて自分の筋が断裂する音を聞きました。ほんとにバチンという音がするんですね。
二度と聞きたくないです。
今回も痛みのあまり動けませんでした。
結局師範の勧めで救急車で搬送されることに。
搬送先は自宅から最も近いHAR病院です。
診察は問診に始まり軽い触診とレントゲン。骨に異常がないことを確認し触診とアナムネから確定診断となりました。
当直の先生の話では復帰には一カ月から二カ月かかるとの話でした。MRIで損傷程度の評価をするということで水曜朝一で予約を取り、湿布と包帯固定、松葉杖を借りて嫁さんの車で帰りました。
その間、痛みが続いていたので特に何も感じませんでした。

今回の怪我についてネットで調べてみました。

受傷した部位は下図の通り右下腿腓腹筋内側頭中間部です。
処置はRICE処置というもので説明を受けました。

RICE処置の名前の由来について
 R = Rest(安静)

 I = Ice(アイシング)

 C = Compression(圧迫・固定)

 E = Elevation(挙上)

  RICE処置は応急処置の大原則ともなっており、肉離れのみならず様々なスポーツ性障害の応急処置の基本となる治療法です。

 経過と予後は以下の通りです。

 重度の場合を除き、約2週から3週の包帯・副子固定を行います。
 損傷部位は、損傷部分の出血によりその血液が繊維化して固まり、徐々に瘢痕組織を形成していきます。
この瘢痕組織により傷ついた筋組織が仮修復されます。
その後、数ヶ月かけて瘢痕組織が筋組織に入れ替わっていきます。
 瘢痕組織がほとんど筋組織に入れ替わるまでの間は、本来の筋肉の伸縮性や耐久性よりもかなり劣るため、その瘢痕組織部分で再負傷を起こしやすくなります。
私の経験では、3ヶ月以内が最も再受傷しやすい期間と考えています。
また再受傷を生じると最初の負傷状態よりも瘢痕組織の範囲が広がり、また回復期間も長くかかってしまいます。
 仕事やスポーツに復帰する際は、テーピングやサポーター、サポート程度の包帯固定などで再受傷を予防することが大切です。
また、特にスポーツへ復帰する際には、リハビリや基礎体力回復のトレーニングをしっかり行ってください。
 一般的に、しっかりした治療と回復訓練を施行すれば、約半年後には完全に元の状態に復帰できます。
 尚、重度の場合は、手術を要するケースもあり、回復に1年ないし2年の日数を要する場合もあります。

だそうです。
結局肉離れの予後はその程度によって異なるということで納得しましたが、自分の場合は受傷時「バチン」という断裂音まで確認していますから決して軽くはない気がします。

まあ4週間は安静にします。
その後は様子を見てということになりますが何とも難しいですね。
この歳で柔道をやるのは。

翌日の今日は結局診療を父に代わってもらいました。
移動することもろくに出来ないからです。
右足に全く荷重をかけられないので、移動は2本松葉杖となりかなり不便です。
嫁は迷惑な顔をしながらも湿布と包帯を変えてくれました。
父からは朝の電話で怒りのこもった口調で、仕事の行き帰りはタクシーを使えと言われました。
今日明日の安静で何とか月曜までに仕事が出来るまでに回復させねば。
柔道は当分お休みしますがまだやめる気はありません。
新しい道着も購入してしまいましたから。刺繍付きだからキャンセル出来ません。

怪我の程度もだんだん上がっていきとうとう救急車で運ばれてしまったわけですが、次はどうなるのか不安ではあります。
しかし、ようやく見つけた中年過ぎてからの道です。そう簡単に元の生活には戻れませんわ。




2011年12月8日木曜日

47歳からの柔道 (8回目)

昨日、県立武道館へ行ってまいりました。
ブログの更新も久しぶりなのですが、その間風邪をひいたりで11月は結局3回しか出れませんでした。体のほうはだいぶ慣れてきたのか、タバコも止めてないにもかかわらず何とか最後まで立っていられるようにはなってきました。
しかし相変わらず技が出せません。組手は徐々に上達してきているのが分かるのですが組み勝ってもそこから技を仕掛けるほどの体力が残っていないという感じです。
肩の痛みはまだありますが、組んでいるとき所々で力を抜くようにしたらずいぶん楽になりました。
といっても大人と乱取りした日は体の痛みでろくに眠れませんけどね。今日も5時過ぎに起き出して雨の中、ランニングをしてしまいました。少しでも練習についていけるようにしたい一念です。

先週までは風邪が治ってからも少年柔道の練習は見学に留めていました。
道場が寒いのと、子供に怪我をさせてしまうのが怖いのと、あまり自分の練習にはならなくなってきたというのが理由ですが、今週から考え方が変わりました。
先週金曜日に丸岡教室との合同練習があったのですが、そこの指導方針の一つに、「いつも同じ相手と練習していると強くならない。」というのです。
確かに、県立武道館でも一度組んでいる相手は手の内も分かっていてどことなく安心出来るものです。でもそれでは練習の本来の目的からすれば効率が悪いということでしょう。
どことなく手を抜いてしまうからです。
坂井教室が対抗試合で成績が出ないのも、いつも同じ相手どうし乱取りをしているからだと思うのです。特に上級生が少なく、5年生の二人は常に乱取りの相手に不足しています。だから、基本練習の打ち込みはあんなに素晴らしいのに、試合では勝てないのではないかと思うのです。
また、丸岡教室のように強いチームは父兄が経験の有無に関係なく道着を着て練習に参加しています。 自分も少年柔道に通っていましたが、一時期仲間内からはじかれて、大人とばかり乱取りをせざる負えない時期がありました。一か月ぐらいだったと思いますけど。その後、また仲良くなって子供同士で乱取りしてみると明らかに自分が強くなっていることが実感できたのです。指導者も良かったのかもしれませんが、体の大きな大人と組み合うことは決して無駄ではないと思います。
 そういうわけで、また練習に参加するようになりました。指導者にとっても決して迷惑ではないはずだと感じたからです。

長女は始めて三か月目ですが、勝負にもっと貪欲になれば強くなりそうです。少なくとも自分の子供時代と比べてセンスは明らかに勝っていると思います。何より体の柔軟性が優れています。

というわけで、ブログお休みの間に進歩したことと言えば力が少し抜けて、体の痛みが減ったことぐらいです。寝技は最近三角締めを覚えました。u-tubeで見てやってみたら結構使えました。

立ち技は進歩なしというか技をかけられるまでに至っていないのですが、だめです。
いぶし銀の内股柔道にあこがれているのですが、こればっかりはいくらu-tubeを見てもその通りに行きません。何が悪いのかもわかりません。

あ、あともう一つ気が付いたことがあります。自分の柔道が磨きたければ少年柔道教室の指導者の先生に乱取りをお願いすればいいということに気づきました。土曜日の一般の部でですけどね。

へたくそなりに全体的に力が抜けてきていい感じなのかもしれません。