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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2012年3月25日日曜日

おやじ柔道 弐段への挑戦 ②

先ほど長女が通う少年柔道教室の成年の部に行ってきました。土曜夜8時から1時間ほどやっているのですが、大人が練習できるのは土曜日だけです。
県立武道館の一般教室にも通っていますが、実は先週で23年度後期が終了して今週はこれが初柔道でした。
いつもは子供らと一緒に6時から少年柔道に付き合って、そのまま成年の部で練習して帰るのです。
今日は8時ちょうどぐらいに行きました。
何故かというと、子供たちは、かみさんと一緒に今日から里帰りしているのです。
自分一人だけで行くのはなんかこっぱずかしくて、今日も行くのを止めようか迷ったのですが、柔道をやりたい誘惑には勝てず行ってしまいました。
いつもは坂井中の中学生が8時過ぎぐらいに来たり来なかったりという感じなのですが、行って誰も来てなかったらアホみたいで恥かくだけだなあと思いながらも行ってみたら、なんか中学生が大勢来ていてやたら賑やかです。成年の部のママさん二人も道着姿で来てらっしゃいました。
てっきり止めたと思っていたのですがそうではなかったようです。
ほっとしながら道場に入り指導の先生たちに挨拶して回りました。
その時に傷害保険の加入を勧められたので当然入りました。大人で1850円。安いもんです。
確か県立武道館も同じ値段だったような気がします。
その時、指導のTuj先生に自分だけでなく相手が怪我をした時にも適応されるのでというようなことを言われました。
その時はああそうですねと流してしまいましたが、今思えばあれが虫の知らせという奴だったのでしょうか。
本日の練習でなんと2人も怪我人が出てしまったのです。
一人は丸岡スポ少の元気印イズミちゃんです。彼女はまだ小学生ですが、お兄ちゃん一緒に練習に来ています。もちろんお父さんに連れられてですが。
彼女はさすがに中学生と練習するわけにはいかず、確かうちの小学4年生の男子と乱取りをやっていたと思ったのですが、気が付いたら抱きかかえられて運ばれていました。
どうやら左膝を負傷したようです。軸足なら致命傷です。
泣きながら手当てを受けていました。
父兄のお母さんがちょっと僕のほうを見ていましたが、僕が医者だということを知っているのでしょう。
でも整形外科の事は耳鼻咽喉科の自分にははっきり言って分かりません。
可哀そうですが指導の方たちに任せる他にありません。
さて、もう一人は先日黒帯を取ったばかりの中学生ショウゴ君(みんなにそう呼ばれていた)です。
加害者は僕です。
例によって強引な払い巻き込みで思い切り体を浴びせてしまい、どうやら右肋骨を痛めたようです。投げられた後しばらくうずくまっていたので心配でしたが、案の定やってしまいました。
自分もついこの前あばらをやったばかりなので辛さは分ります。
練習後「ごめんね、もう巻き込みはしないようにするわ。」と謝りましたけど、恨めしそうな顔をしていました。
今夜は痛くて二人とも寝られないんだと思います。

柔道については今まで下手の横好きで内股ばかりにこだわっていましたが、膝を曲げて低く入ることが意識的に出来てきたら、払い腰のほうが自分に向いているのではないかと思い始めました。
技の難易度も内股に比べて低く、遅れて柔道に目覚めた自分、残された時間が短い自分には良いかもしれません。
内股はよく考えれば首の大怪我を自分にもたらした技です。
元より向いていないのかもしれませんね。
何より今度首をやったら柔道どころか命、今後の人生、家族の生活に関わります。

毎回考えさせられる柔道です。
しかし週一回ではさすがに物足りません。県立武道館の柔道は4月半ばにならないと始まりません。そんなに柔道から遠ざかることなど出来ないし、何より5月末には弐段の昇段審査が控えているのです。
自由練習と称してやっている人がいないか来週のぞいてみようかな。
しばらく一人暮らしで暇ですから。

2012年3月19日月曜日

おやじ柔道 弐段への挑戦 ①

今回からタイトルを変えました。
昇段審査を5月に控えて意識を高めようと思ったのです。
先週で県立武道館の平成23年度後期講座は終了しました。
日曜は閉講式でしたが開講式で少々懲りたので出席しませんでした。
そのかわり、土曜夜の坂井町柔道教室の成年の部で中学生と乱取りをしてきました。
金曜日もそうでしたが、技が出せませんでした。
最近になりようやく気付いたことは、自分は組むだけで終わっていて、やはり技が出せていないということです。
先日のブログでは組手もうまくなってきて技も出せるようになったなどと書きましたが、弱い相手や、弱った相手に限ってのことなのです。
現役バリバリの相手には組むだけで、相手の技を凌ぐのに精いっぱいです。
これでは素人と変わりません。
中学生たちでさえ、組んでからそれほど間を置かず技をかけてきます。
自分はいい組手になるようまず全力を使います。それで自分にいい組手になった時には既に消耗しきっていて次に行くことができません。
単に体力が無いせいだと思っていました。
しかし、最近ではかなり体力も追いついてきているはずだし、それでも相手に先手を許すこの状況は何かが間違っているはずなのです。
そこで気が付きました。
自分の柔道は、組手 → 崩し → 技 というように全てが単発なのです。これでは技に到達するまでに気の遠くなるような時間がかかってしまいますし、相手がそれを嫌って途中で組手を切りに来たらそこでリセットされてしまうのです。
中学生にしろ、大人にしろ技を出せる奴はそれらの3つをどうやら同時に行っています。
自分のように一つ一つクリアして最終的に技にたどり着くという呑気なことは誰もしていないのです。
連続技のDVDを見ているうち、当たり前のことに今気づきました。
どうやら自分はど素人だったようです。
弐段などおこがましいとさえ言えるでしょう。
しかし、5月の審査は受ける気に変わりはありません。
審査までに自分から技を掛けていけるようになって見せます。

2012年3月15日木曜日

47歳からの柔道(13回目)

今日は3月14日、ホワイトデーです。今年のチョコレートは自分の医院の職員さんからだけだったので早々とお返しを済ませておりました。昨年開業するまではこの時期のお返しが結構精神的、時間的に負担であり、それから解放されたことでかなりいい感じです。

それでは本題、今日は水曜であり、県立武道館での柔道の日でした。先月怪我から復帰して以来ほとんど休まず出席できており、こちらもいい感じです。柔道を昨年秋に再開するまでは最高で88.5kgあった体重も練習後に体重計に乗るとなんと81kgにまで落ちています。ダイエット抜きでここまで落ちているということはいかに柔道がきつい競技かということでしょうか。
5月の昇段審査に向けて、このところとんと御無沙汰の朝のランニングも再開したいと思っています。
ところで、県立武道館の武道学園、つまりいま僕が行っている柔道教室(一般の部)ですが、前期、後期に分かれていてそれぞれ手続きが必要です。つまり受講料7900円を納めないといけません。それは別にかまわないのですが、実は手続きなしで自由参加している人たちが実は結構いるようなのです。たとえばいつも顔を合わせる高校生達とか、中学生とかです。
まあ彼らがいないと練習相手がいなくなってしまうのでいいんですけど。
つまり、現在正式に入会して練習に参加しているのは、自分を含めてほんの数えるほどしかいないということなのです。
大人になってから個人で柔道をやることがいかに困難かを物語ってますね。他のブログをみると、子供が少年柔道を始めたのをきっかけに自分も柔道を始めた、または再開した人たちが結構多いみたいですが、そういう人たちのグループが道場内に出来ているみたいです。
福井県でもそういうところがあるのでしょうか。
少なくとも今、自分の子供たちが通っている柔道教室には大人で柔道をやっているのは自分だけのようです。少し前まで、土曜夜の成年の部に、同じく成年の部に参加している中学1年柔道部員のお母さんとその友達みたいな感じで、白帯ママさん二人ほどいましたが結局受け身と打ち込みを覚える前に止めてしまったようで最近は姿を見ません。
そういう自分も最近はあまりの寒さにくじけてしまって、少年柔道の練習には参加していないのです。土曜の成年の部にも県立武道館にまじめに行っているくせに、そのせいで体を痛めたり、学会や仕事の会合があったりで出れてません。
そろそろ暖かくなってきたし、体もだいぶ慣れて痛みもそれほど無くなってきたので出てみようかと思います。
ちなみに本日の県立武道館は時間通り夜7時半に行くと、なんと参加者は自分ひとり。他にも大人の道着を着た人たちはいるのですが、主に女性ですがみんな形の練習をしていて、いわゆるガチンコ柔道をしに来ている訳ではありません。ここだけの話、形なんてやってもまったく面白くありません。というよりあれは柔道ではないと思います。未熟な自分には分からないのでしょうが、今は昇段審査でも形の審査がかなり重要な比重を占めているそうです。以前平成元年に僕が初段を宇都宮武道館で獲った時は、実技、いわゆる5試合行って3勝以上あげて合格した者だけ、その後に形の講習をラジオ体操のように並んで受けて、それでお終いだったんですがね。
当然、形の練習などした記憶もありませんし、その必要もなかったわけです。
おそらく、彼ら、彼女たちは別のところにちゃんと柔道をやれる場所があって、県立武道館へは形の教えを乞いに来ているのでしょう。なんでも形で世界的に有名な女性の高段者がいるのですから。
自分の柔道についても書いておきます。文章が下手で言いたいことがいつも後回しになってしまいます。
はっきり言って調子いいです。息が上がると行っても以前のように呼吸困難に陥るほどではなくなりました。組み手もうまくなってきているようで、組み負けることも少なくなりました。
したがって技をかけることが少しづつですが出来るようになってきました。少なくとも大学時代の自分よりは全然強いと思います。
胴回りも細くなってきたので、昔の黒帯がまた巻けるようになる日も近いと思います。くたびれた帯より硬くて新しい帯が好きなのでそれは無いですけど。
今日は参加者が最初自分だけだったので、また師範のW谷先生に打ち込みの相手をしていただき、ありがたい助言をもらいました。(まさにこの値千金があるために行っているようなもんです)


① 肩に力が入りすぎ、手首と指先に力を入れて肩の力は抜くこと。
そうか、それで肩が痛くなっていたのか。これでも随分力が抜けてきたと思っていたのだが。

 ② 技に入る時、もう5㎝低く入るといい。
これでも意識して低く、すなわち軸足の膝を曲げるようにして入っているのだが、もっとですか。

③ 大外に入る時右手の釣り手に遊びを持たせ、入る時に叩きつけるようにする。
そうか、こうすれば相手の上体を後方に崩せるのだな。

④ 大内刈りは、入る前に少し相手を引き出してその後すかさず自分の胸をぶち当てるようにするといい。
おお、三段の大阪税関のAさんや北陸中だか高校のR崎くんの払い腰の打ち込みがこんな胸を自分から叩きつけてくるような打ち込みだったぞ。どうすればそういう風に出来るのか分からなかったが。

⑤ 左技も一つは身につけておいたほうがよい。
ということで教わったのは右組みからの左の一本背負い。もっと腰を回して、頭を下げると絶対掛からない。背筋を伸ばして背中を相手の体に密着させて、おんぶする感じ。
しかし足腰に負担がかかるなこれは。でも実は背負いには昔から憧れがあって学生時代にもちょっと練習したことがあったなあ。

ついでに以前似たような状況の時に、やはりW谷先生に打ち込みの指導をしていただいた時のことも忘れないように書いておきます。

① 払い腰の打ち込みに入るときに軸足の膝をもっと曲げて入り、引手をもっと高く、首は後ろを向く。
膝の曲げについては矯正中で意識してやっています。引手は高いつもりだったんだけど、首は曲がらないんだけど秘密にしておきます。

② 大外はまっすぐ入る。横に出ないとぶつかるが相手の横に大きく踏み込みまっすぐ入る感じ。胸を付けて腰を曲げないように。
これは分かってやっているつもり。今はもっとましなはず。

③ 組手争いで相手が釣り手を振ってこちらに引き手を取らせまいとしたときには脇の下でも肩口でもどこでもまず掴んでしまうこと。相手の引手を切りたいときはこちらの釣り手を内側に絞るようにして切ればいい。
これは古賀稔彦もU-tubeで言ってました。最近はそのようにしてます。引手の切り方についてはDVDで内柴が似たようなテクニックを披露してましたので参考にしています。組手や、寝技のテクニックに関しては、即実用できるので勉強がものをいうみたいです。

こんな感じです。
武道学園平成23年度後期は次回金曜が最終です。絶対出ます。
明日の少年柔道も、早く仕事を終わらせて道着を着て出たいと思ってます。暖かくなってきたことですから。