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2012年3月15日木曜日

47歳からの柔道(13回目)

今日は3月14日、ホワイトデーです。今年のチョコレートは自分の医院の職員さんからだけだったので早々とお返しを済ませておりました。昨年開業するまではこの時期のお返しが結構精神的、時間的に負担であり、それから解放されたことでかなりいい感じです。

それでは本題、今日は水曜であり、県立武道館での柔道の日でした。先月怪我から復帰して以来ほとんど休まず出席できており、こちらもいい感じです。柔道を昨年秋に再開するまでは最高で88.5kgあった体重も練習後に体重計に乗るとなんと81kgにまで落ちています。ダイエット抜きでここまで落ちているということはいかに柔道がきつい競技かということでしょうか。
5月の昇段審査に向けて、このところとんと御無沙汰の朝のランニングも再開したいと思っています。
ところで、県立武道館の武道学園、つまりいま僕が行っている柔道教室(一般の部)ですが、前期、後期に分かれていてそれぞれ手続きが必要です。つまり受講料7900円を納めないといけません。それは別にかまわないのですが、実は手続きなしで自由参加している人たちが実は結構いるようなのです。たとえばいつも顔を合わせる高校生達とか、中学生とかです。
まあ彼らがいないと練習相手がいなくなってしまうのでいいんですけど。
つまり、現在正式に入会して練習に参加しているのは、自分を含めてほんの数えるほどしかいないということなのです。
大人になってから個人で柔道をやることがいかに困難かを物語ってますね。他のブログをみると、子供が少年柔道を始めたのをきっかけに自分も柔道を始めた、または再開した人たちが結構多いみたいですが、そういう人たちのグループが道場内に出来ているみたいです。
福井県でもそういうところがあるのでしょうか。
少なくとも今、自分の子供たちが通っている柔道教室には大人で柔道をやっているのは自分だけのようです。少し前まで、土曜夜の成年の部に、同じく成年の部に参加している中学1年柔道部員のお母さんとその友達みたいな感じで、白帯ママさん二人ほどいましたが結局受け身と打ち込みを覚える前に止めてしまったようで最近は姿を見ません。
そういう自分も最近はあまりの寒さにくじけてしまって、少年柔道の練習には参加していないのです。土曜の成年の部にも県立武道館にまじめに行っているくせに、そのせいで体を痛めたり、学会や仕事の会合があったりで出れてません。
そろそろ暖かくなってきたし、体もだいぶ慣れて痛みもそれほど無くなってきたので出てみようかと思います。
ちなみに本日の県立武道館は時間通り夜7時半に行くと、なんと参加者は自分ひとり。他にも大人の道着を着た人たちはいるのですが、主に女性ですがみんな形の練習をしていて、いわゆるガチンコ柔道をしに来ている訳ではありません。ここだけの話、形なんてやってもまったく面白くありません。というよりあれは柔道ではないと思います。未熟な自分には分からないのでしょうが、今は昇段審査でも形の審査がかなり重要な比重を占めているそうです。以前平成元年に僕が初段を宇都宮武道館で獲った時は、実技、いわゆる5試合行って3勝以上あげて合格した者だけ、その後に形の講習をラジオ体操のように並んで受けて、それでお終いだったんですがね。
当然、形の練習などした記憶もありませんし、その必要もなかったわけです。
おそらく、彼ら、彼女たちは別のところにちゃんと柔道をやれる場所があって、県立武道館へは形の教えを乞いに来ているのでしょう。なんでも形で世界的に有名な女性の高段者がいるのですから。
自分の柔道についても書いておきます。文章が下手で言いたいことがいつも後回しになってしまいます。
はっきり言って調子いいです。息が上がると行っても以前のように呼吸困難に陥るほどではなくなりました。組み手もうまくなってきているようで、組み負けることも少なくなりました。
したがって技をかけることが少しづつですが出来るようになってきました。少なくとも大学時代の自分よりは全然強いと思います。
胴回りも細くなってきたので、昔の黒帯がまた巻けるようになる日も近いと思います。くたびれた帯より硬くて新しい帯が好きなのでそれは無いですけど。
今日は参加者が最初自分だけだったので、また師範のW谷先生に打ち込みの相手をしていただき、ありがたい助言をもらいました。(まさにこの値千金があるために行っているようなもんです)


① 肩に力が入りすぎ、手首と指先に力を入れて肩の力は抜くこと。
そうか、それで肩が痛くなっていたのか。これでも随分力が抜けてきたと思っていたのだが。

 ② 技に入る時、もう5㎝低く入るといい。
これでも意識して低く、すなわち軸足の膝を曲げるようにして入っているのだが、もっとですか。

③ 大外に入る時右手の釣り手に遊びを持たせ、入る時に叩きつけるようにする。
そうか、こうすれば相手の上体を後方に崩せるのだな。

④ 大内刈りは、入る前に少し相手を引き出してその後すかさず自分の胸をぶち当てるようにするといい。
おお、三段の大阪税関のAさんや北陸中だか高校のR崎くんの払い腰の打ち込みがこんな胸を自分から叩きつけてくるような打ち込みだったぞ。どうすればそういう風に出来るのか分からなかったが。

⑤ 左技も一つは身につけておいたほうがよい。
ということで教わったのは右組みからの左の一本背負い。もっと腰を回して、頭を下げると絶対掛からない。背筋を伸ばして背中を相手の体に密着させて、おんぶする感じ。
しかし足腰に負担がかかるなこれは。でも実は背負いには昔から憧れがあって学生時代にもちょっと練習したことがあったなあ。

ついでに以前似たような状況の時に、やはりW谷先生に打ち込みの指導をしていただいた時のことも忘れないように書いておきます。

① 払い腰の打ち込みに入るときに軸足の膝をもっと曲げて入り、引手をもっと高く、首は後ろを向く。
膝の曲げについては矯正中で意識してやっています。引手は高いつもりだったんだけど、首は曲がらないんだけど秘密にしておきます。

② 大外はまっすぐ入る。横に出ないとぶつかるが相手の横に大きく踏み込みまっすぐ入る感じ。胸を付けて腰を曲げないように。
これは分かってやっているつもり。今はもっとましなはず。

③ 組手争いで相手が釣り手を振ってこちらに引き手を取らせまいとしたときには脇の下でも肩口でもどこでもまず掴んでしまうこと。相手の引手を切りたいときはこちらの釣り手を内側に絞るようにして切ればいい。
これは古賀稔彦もU-tubeで言ってました。最近はそのようにしてます。引手の切り方についてはDVDで内柴が似たようなテクニックを披露してましたので参考にしています。組手や、寝技のテクニックに関しては、即実用できるので勉強がものをいうみたいです。

こんな感じです。
武道学園平成23年度後期は次回金曜が最終です。絶対出ます。
明日の少年柔道も、早く仕事を終わらせて道着を着て出たいと思ってます。暖かくなってきたことですから。

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