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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2013年4月18日木曜日

武道学園H25年度開講 おやじ柔道(43)

 昨夜は県立武道館に一週間ぶりに行ってきました。
冒頭にある通り今日はH25年度前期一発目なんです。
正確には先日の日曜に開講式というのがあって、午前中に県立武道館で偉い人の話を聞かされて、その後各コースに分かれて、柔道は大道場で少年一般入り混じって練習会があったはずなんです。
おやじは一昨年の秋に一回この開講式に参加しましたが、偉い人のお話を聞く時に剣道場の板の間で正座させられ、かなり辛かった記憶があります。
また、一般の部の大人たちはほとんど参加していませんでしたのでもう出ない事に決めてます。

で、実質昨日は一回目だったわけで、ひょっとしたらいつもとは違う面子に遭遇できるかと内心わくわくしながら行ってきた訳です。
いつものように少し遅れて道場に入ると、なんと一般の部が6,7人で二列になって打ち込みをやっているではありませんか~。
最近久しく見なかった光景です。
いつもは道場に入って最初に目にする一般の部の練習スペースには誰もいなくて、よく見ると別の一角で少年の部居残り組みと一緒になって打ち込みをやっている一般生が2人ほど見つかる程度だったんです。
妙に嬉しくなってしまいました。

道場に入って師範の先生方に挨拶を済ませ、屈伸などの準備運動をそそくさとやりながら打ち込みをやっている面子を眺めると、三人見慣れぬ方がいらっしゃいました。
一人は小柄でいつも遅れてやってくるH本さんと同じくらいの体格の人で頭は禿げあがっていて年齢はおやじと同じくらいかもしれません。
妙に新しい道着と黒帯をしてらっしゃいます。
久々に始めた口でしょうか。
残りのお二方は年齢はおそらく40代前半ぐらい、体格はそれなりに立派でおやじと同じくらいでしょうか。
あと一人打ち込みに後から加わった前回もいらっしゃったT波さんという重量級で准師範クラスの方です。
それ以外の二人はいつものT嶋さんとK納君、あとS野さんという参段を一昨年とった方です。
ブログをやっておられて、おやじもよくチェックしてます。
最近はあまり更新されてないようですが。
結局おやじ入れて7人でした。

初めての相手と乱取りをやる時はいつも緊張します。
やはり格闘技なので怖さはつきものです。
逆に一度やってしまうと次回からはかなりリラックスしてできるんです。
手の内が分かってますからね。

準備体操を早めに済ませ、打ち込みの列に加わりました。
新顔の三人はやはり柔道をするのは久しぶりといった感じで、打ち込みで早くも息が上がっています。
小柄な真新しい帯の方はさ程でもなさそうでしたが、残りの重量級二人はバテバテです。
おやじもこれはよく分かります。
最初の頃など酸欠になっていました。
今は慣れたというか、どの程度の苦しさか分かっているのでなんとか耐えられるといった感じです。

打ち込みはほどなく終わり、そのまま寝技乱取りです。
おやじの相手はいつものT嶋さんです。
手の内を知っていることもあり楽勝で難なく3分のうちに3回ほど関節を決めてタップを奪いました。
次はいよいよ新顔の40代の相手です。
おやじは亀の状態の相手を上から攻めることにしました。
三角から腕を縛って寝技に持ち込もうとしますがなかなか腕を縛らせてもらえません。
もたついているうち横四方に抑え込まれました。
いつもはここで終わりですが、なんか締め付けが中途半端だったので空いてる腕を突っ込んで強引に返すことが出来ました。
ここで相手は息が上がってギブアップ。
おやじも息は上がってるんですけど、こんなのいつものことです。
次はもう一人の40代前半の方ともやりましたがさすがに昔取ったキネヅカでなかなかおやじの思うとおりに行きません。
最後は袖車締めを狙いましたが決まる前に相手がタップしました。
こちらもスタミナ切れです。
もう一人の小柄な禿げ頭の方はさすがにスタミナ旺盛のようで、息は上がってないようでしたが、内容は忘れました。
おやじの息が上がってしまったようです。

休憩をはさんで立ち技乱取りに移りました。
キャプテンのS野さんはキャプテンらしく休むことなく続けています。
他のおやじたちは自分も含め一本やったら一本もしくは二本休みといった感じです。
T嶋さんはおそらく30前後と若いのでしょう、休みなしでも行けそうです。
K納君は当然休むことなく次から次へと相手を探して向かっていきます。
私へたれおやじめは小柄な禿げ頭の人と一回やりました。
この人は小柄だけあって背負い投げとあと、巻き込むように相手に体を預ける大内刈りが武器なようです。
自分も一回食らいましたが妙に逆らうことが出来ずに倒されてしまいます。
この大内刈りは何とかものにしたいと思い現在研究中です。
おやじの大内は相手の重心が刈り足と反対側にかかってしまい、けんけんで逃げられてばかりです。
これはこれで足を刈りやすいというメリットがあるのですが、倒せなければ意味ありません。
DVDで研究したところ相手の刈った足を浮いてる状態で太ももに挟むようにし、その足の上に座り込むようにすれば相手の膝が決まって倒れるのだそうです。
これだ!と思いました。
あの小柄な人がやっていた大内はおそらくこれでしょう。
ポイントは相手の足に太腿で乗りかかるようにすることです。
今度試してみたいと思います。

今回は見知らぬ人に自分から行くことはできませんでしたが、次回は自分から積極的に乱取りの相手を願い出てみたいと思います。

最近暖かくなってきたせいか、練習後の疲労感が半端じゃなくなってきました。
これで本格的な夏になったらどうなるのでしょうか。
とりあえずやるだけです。



 

2013年4月15日月曜日

一流選手というもの おやじ柔道(42)

 一昨日夜は土曜恒例の少年柔道教室 → 成年の部練習の日でした。
いつものように娘二人を車に乗せて、午後5時半を過ぎると坂井武道館へ向かいました。

今までの六年生が抜けて新入部員もいないため、人数的に近頃少しさびしい感じです。
新六年生が声を振り絞って必死に盛り上げようとしていますが、なんとなく活気が無い気がします。
坂中に進んだ女の子もまだ練習に参加してくれていますが、人数が少ないせいか以前の半分程度の活気です。
主力メンバーがごっそり抜けた直後なので致し方ないのでしょう。
他のスポ少チームも似たような状況かもしれません。

というわけで少年の部は気の抜けたコーラのような感じでおやじの中であっという間に過ぎてしまいました。
というよりおやじの頭が少しボ~としていまして、金曜日ぐらいから風邪気味で体調不良だったことも関係しているのかもしれません。

そんな中8時になり、坂中の中学生がぞろぞろやってきて成年の部が始まりました。
少年の部からの居残り組もありましたが、総勢で約20人ぐらい、少年の部を遥かに超える人数でどちらが主流かわからない状態でした。
準備運動 → 打ち込み一巡 → 立ち技乱取り とメニューが進みました。
 

この日一番心に残ったのはショウちゃんのパパで先日の福井県選手権で優勝したS先生との打ち込みです。
うまい人の打ち込みはどれも共通点があります。
入ってくるときはまっすぐ最短距離で入ってきます。
また、スピードもそうですが動きにぶれがありません。
この日は大内刈りの打ち込みでしたが安定感抜群でした。

ちなみに少年の部で似た感じの打ち込みをする子がいます。
正確にはもう卒業して坂中の生徒になってしまいましたが、やはり指導者の娘さんでMひちゃんです。
小学生時代は何となく伸び悩んでいる感がありましたが、基本は間違っていないのでしょう。
今後どう強くなっていくか楽しみです。

三高の生徒も一人最近顔を出すようになりました。
もちろん少年柔道教室OBで、指導者(女性)の息子さんです。
ひょっとしたら高校はもう卒業してしまったのかもしれません。
そんな彼が果敢に挑んでいったのは、S先生です。
現在は現役を引退して後進の指導に回っていますが、つい最近まで現役選手として県下トップレベルの実力を維持してきたとあって中高生相手の乱取りをどんどんこなしてゆきます。
おやじなら一本3分でもうヘロヘロになり、一本やって一本休みという感じでやっとのところですが、S先生は休みなく次々とこなしていきます。
6本連続でこなしたところで元立ち交代となりました。

おやじは休みながらの4本でもう全身の力が全て出きってしまい、最後の整理体操では立っているのがやっとでした。
最後のS喜くんとの乱取りでは思わず声を出しながらやってしまいました。
そうでもしないと立っていられなかったのです。

それにしても最近はおやじ得意のけんけん内股はすっかり影をひそめてしまい、大内刈りは掛からず、たまに足払いが決まる程度です。
まだまだ修行が足りませんね。
ひょっとしたら年齢的な体力の衰えで、むしろ弱くなっているのかもしれません。
だとしたらやってられませんね。




 

2013年4月11日木曜日

久々の県立武道館 おやじ柔道(41)

昨夜は久しぶりに県武で汗を流してきました。
実はここしばらく武道学園一般の部はおおやけには休講状態だったのですが、1日140円の使用料を払うと自由練習が出来るのです。
どうせ誰も来てないだろうと思いきや、昇段審査を控えた高校生や武道学園一般生のK納君が自主練習に精を出していました。
高校生は形の練習に来ている生徒が多い様子でした。

おやじも久々にあいさつ回りを済ませて参加です。
といってもおやじの相手は同じ一般の部のK納君ですが。
久々にやるK納君との乱取りはそんなに変わり映えしない物でした。
むしろいつでも好きな時に投げれる分、おやじの調子は良かったのかもしれません。
ただしお世辞にもきれいに投げれたとは言えず、同じ弐段のHさんとK納君との乱取りを見るとやはり実力差が明らかといったところです。
3本目になるとおやじの前腕が乳酸溜まりすぎでパンパンになりスタミナ不足は相変わらずでした。

ところで、一人ゆうに100kgはありそうな重量級で年輩の方が、年季の入った黒帯を締めて立っておられました。
若くてスタミナ十分のK納君とも乱取りに胸を貸しておられましたが、足さばきなどはちょっとたどたどしく見た感じではブランクがかなり長かったか、もともと実力的にはさほどではないのか、K納君の技を受けるだけで決して自分から投げにはいかなかったので実力のほどは分かりません。
ちょっとおやじもこの年配の人に乱取りをお願いしてみようかとも思いましたが、高校生に先を越されてしまいかないませんでした。
高校生との乱取りを見た限りでは昔はそれなりに鳴らしたであろうことが推測されました。
最後の整列の時には、案の定師範と生徒の間に横向きに並んで座っておりましたので指導者レベルの方だとは思います。

そんなわけでもう県武でも練習が可能なことが分かったので、早速明日も行ってきたいと思います。

それと少年柔道教室ですが、先だっての日曜は武生で児玉杯がありました。
うちのチームは高学年のAチームが予選リーグから決勝トーナメントに進みましたが、他の高学年Bチーム、低学年チームは予選リーグ敗退。決勝トーナメントに行けなかったチーム同士で争われる交流トーナメントでも全敗の結果でした。
うちのへたれマオは高学年Bチームでしたが、結果はやはり全敗で散々でした。
練習ではさほど悪くはないように思うのですが、試合になるとあっさり負けてしまう感じです。
何が悪いのでしょうか。
気持ちの問題でしょうか。
一生懸命やっているのは分かるのですが、妙に毎回相手の方が強く見えてしまいます。
たぶん腰が引けているせいでしょう。

また、少し前に入団した体格の非常に良い女の子はかなり期待していたのですが予想とは異なり全敗。
少年柔道といえどもやはり立派に柔道なんですね。
敵チームとはいえ、自分よりはるかに大きな相手に臆することなく技を仕掛け、倒す姿に感動を覚えました。

少年柔道は奥が深いと思います。
他所のチームの試合前の練習を見るだけでも、そこの指導者の柔道に対する考え方や、技に対する考え方、試合に対する考え方などがよくわかり実に勉強になります。
練習だけずっと見ていても飽きることはありません。

春になり子供たちも新学期を迎えました。
これを区切りとして柔道教室を去る子供たちも今年は多く見られました。
クラブチームなので、それぞれの事情で入ってくる子もいれば辞めていく子がいるのは仕方のないことです。
要は自分が柔道を通して何を得たいのか。
その目的がはっきりしていればよいのです。
うちの娘たちには、柔道を通して人生生きていくうえでの自信を得てくれればよいと思っています。
負けてばかりでかえって自信を無くしてしまうから辞めさせるというのでは何も残りません。
むしろ柔道での敗北者という結果だけが残ってしまい、取り返しのつかないトラウマとなってしまうやもしれません。
勝てないからこそ辞めてはいけないのです。

「継続こそが力なり」をおやじが身をもって証明して見せます。
何せ時間だけはありますから。