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日、祝祭日は休診です。
毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2013年10月31日木曜日

鎖骨バンドからの解放 おやじ柔道(61)

 リオが左鎖骨を折ってから今日でちょうど一か月経ちました。
本日のF病院での再診でとうとう鎖骨バンドからの解放が告げられました。
ランドセルもマラソンもOKとの事です。
しかし、鉄棒や回転運動はまだダメで、柔道は一か月後の診察までダメだとの事です。
それはそうでしょうね。
いずれにせよ道着を着ての練習は年内は無理と思っていますからいいんですけれど。
鎖骨の経過を写真で比較してみると以下の通りです。

2013.10/1


2013/10/7


2013/10/31
こうやって見るとあまり変わってないように見えますね。
しかし臨床的にはかなり仮骨に置き換わってきているようで、日常動作などほぼ以前どおりに行え、痛みを訴えることもめったになくなりました。
仮骨というやつはレントゲンに写らない軟らかい組織だそうです。
これが本格的に骨化してくるとレントゲン上も骨が繋がったように見えてくるわけです。
まあ、全治にはまだまだと思ったほうがよさそうです。
 
とはいえ、日常生活が普通に送れることは非常にありがたく、自分も首をやった時に装具が外れた時の開放感を思い出しました。
自分の時は約半年装具生活が続いたので、感激もひとしおでした。
退院後、初めて自宅で入浴した時の爽快感は今でも忘れられません。
 
今回も骨折してからの一か月はとても長く感じられました、家族として。
最初のころは腫れ物を扱うように気を使いましたからね。
最近では痛みを感じなくなったせいか、家でも飛んだり跳ねたりして遊びまわっていましたので順調に回復しているんだなとは思っておりました。
 
という訳で、今夜から柔道にはジャージを着て参加です。
下半身を中心としたリハビリメニューが開始となりました。
腹筋や空気椅子、スクワット、股割りなどのメニューがノートに書いてありました。
指導者のY木先生が書いてくれたそうです。
おやじもリハビリメニューを考えようとはしていたんですが、なにぶんさっぱり思いつかない始末でおざなりになっていたところです。
こういった場面でも指導者の資質というのは試されるんだと思います。
当然おやじは失格です。
 
リオの復活ロードが始まったわけですが、焦らず騒がずのんびりとやっていきたいと思います。
おやじ柔道の方は相変わらず技が出ない状態ですが、こちらものんびりやってきたいと思います。
 
 

2013年10月28日月曜日

近況  おやじ柔道(60)

 めっきり冷え込むようになってまいりました。
道着を着て道場にいるだけで汗をかいていた時期が恋しいこの頃です。
そろそろ道着の下にインナーを着ないと寒くて怪我をしそうです。
大学時代は道着の下にスエットやアンダーシャツを着るなど考えられませんでした。
おやじの大学は栃木で、11月と言えばもう朝は霜が降りて真っ白になるくらい極寒の地でしたが、それでも素肌に道着で平気だったんですから若かったんでしょう。

今週は試合は無くて、その代わりに県武で合同練習がありました。
本来ならおやじは喜んで道着を着て参加するところですが、リオもまだ柔道できる状態ではありませんし、へたれマオも柔道漬けの一か月でかなりへばっているようで、仕方なく日曜の合同練習は欠席させていただきました。
「パパは柔道の方行っていいよ」なんて言われましたが、さすがに自分の子供が欠席しているのにおやじだけ行くのも変というか、不自然なので止めておきました。
リオが柔道できないおかげでおやじ柔道も湿りがちです。

その代わりという訳では無いのですが、金曜にめずらしく県武に練習しに行きました。
水、金と続けて行くのは最近では珍しくなってしまいました。
金、土と連チャンはおやじにはこたえるからです。
よほど燃えてるとき以外は行かなくなってます。
今回は日曜休みの腹いせに行ってやりました。

行ってみると一般は元の寂しい状態に戻っています。
一般の練習生はK納君一人のようです。
小学生居残り軍団に混ざって打ち込みなどやっています。
そういえば一級審査の事もあったので彼に声を掛けてみました。
先週土曜の坂井地区の昇級審査に彼は来ていなかったのです。
昇段審査は今回は見送るのかと思っていたらなんと、昇級審査は免除されていきなり初段を受験することを許されたというのです。
県立武道館では県柔連のお偉方が直接指導している関係上こんな事もありうるとの事でした。
まあ確かにK納君はおやじには歯が立たないとはいえ、白帯中学生達に後れを取るようなことはないでしょうから。

という訳で、この日の練習はK納君の投げの形の練習に付き合うことになりました。
指導してくださるのは福井が誇る女性柔道家で先だっての形世界選手権で連覇を成し遂げた横山七段です。
自分が受ける訳でもない初段の形の練習など普通ならやってられませんが、横山先生の指導を受けられるのは生涯でそう何度も無いでしょうから。
教わってみると、一本背負いの手の使い方などはっとさせられる事がいくつかありました。
時間の関係で腰技まで行きませんでしたが、払い腰や内股など教われなかったのは残念です。
しかし一本背負いでの引手じゃないほうの手の使い方は勉強になりました。
さっそくおやじ背負いに生かすつもりです。

で、次の土曜日坂井一般の部は中学生たちが試験前で来なかったのでおやじは道場の隅で腕立てや腹筋、コサックをやって帰りましたとさ。
こんな週があってもいいかもしれません。
毎週日曜はボロボロでしたからね。
肘、膝は何となく怪我も癒えてきた気がします。
後は一番新しい右足首ねんざですが、こちらはそれほど大きな怪我ではなさそうなのでこの機会に治ってくれたらと思います。

それでは。
  

2013年10月24日木曜日

おやじ背負いでバテバテ・・・ おやじ柔道(59)

 久しぶりの更新です。

今月は試合ラッシュで毎週子供たちの試合がありました。
子供たちの方もあまりいい結果が残せず、散々な一か月だったといっていいでしょう。
琵琶湖カップ、春江の坂井市民柔道大会、金井杯、と振り返ってみると団体戦は全敗、個人戦でも2回戦進出がやっとの状態とレベル的にはどん底に近い内容でした。
キャプテンの銀ちゃんも小兵ながらセンスを生かしたもっといい柔道が出来る筈なのに周りの不調につられてか、あまり勝てなくなってきたように思えます。

 うちのへたれマオはと言えば、そのどん底状態のチームにおいてでさえ団体戦に出られず、練習でも相変わらずのへたれぶりなのでうちの嫁のイライラに拍車がかかってます。
でもおやじの目から見ればマオの柔道は確実に良くはなってきています。
以前のようにへたれて自分からへたり込むことは無くなりましたし、大内刈りからの自分の柔道を意識して組み立てることが出来る様になってきたと思います。
後は体力が付けばちょっとはまともな柔道になると思うのですが。

リオは骨折から3週間が過ぎ、日常生活での痛みはさほど無くなってきたようで、以前の元気を取り戻しつつあります。
というか、運動が禁止されているせいで体力が有り余っているようで、家の中でのやんちゃぶりは以前よりひどいかもしれません。
今月一杯で鎖骨バンドも取れそうなので、そうなったら柔道のリハビリメニューでも道場の片隅で黙々とやってもらおうと計画しているところです。

おやじはといえば、風邪は引くわ右足首を捻挫するわで、今月の頭にリオが左鎖骨を骨折してからあまりいい事がありませんでした。
坂井町の土曜夜一般の部は欠かしませんでしたけれど。
現役を引退した中3相手にぱっとしない柔道でした。
10日以上引きずった風邪もようやく落ち着き、昨夜が県立武道館一般後期の初回参加でした。
 

行ってみると一般の社会人は三人、K納君はいませんでしたが藤島道着の彼とT内さんという以前にも何度か来られている方と、初めて見る一般の方が一人いらっしゃいました。
この方は中肉中背の黒帯の方で小学生のお子さんに受け身を指導しつつ自分も一般に参加しているようでした。
練習は打ち込みまでの参加でしたが、かなりのブランクがあるらしく昔の感を取り戻そうと四苦八苦しておられるようでした。
ブランクがある人の打ち込みは距離感がつかめず、体が回らないようです。
難しいですね柔道は。

練習は、準備運動の後、小学生と、一般に分かれて行われ、一般ではいつものように打ち込み10本、寝技3本、残りは終了まで乱取りの内容でした。
おやじは打ち込み10本でもう息が上がってしまい、寝技2本終わった時点でダウンしてしまいました。
これまでになく息の上がるのが早く感じられます。
寝技も大人相手に2本連続だとこうも違うのでしょうか。
まるで県武に通い始めてすぐのころに戻ったかのようなスタミナの無さでした。
その後は、立ち技乱取り3本こなすのに休み休みで精一杯というありさま。
もちろん投げるどころではありません。
投げられもしませんでしたが。
一般の柔道はそんな煮え切らない柔道です。
実力差もそう無いからでしょうね。

それにしても体力の低下は明らかで愕然としてしまいました。
歳のせいでしょうか。それとも風邪からの病み上がりのせいでしょうか。
いずれにせよ禁煙でもしないとこの先柔道を続けられない気がします。

それと、昨日は担ぎ技を意識してやってみました。
打ち込みでも乱取りでも。
少年柔道の試合が続き、低く潜り込んでからの押し込んでポイントを取る背負いの有効性をいやというほど見せつけられたからです。
息が早く上がってしまったのは、慣れない事をしたせいもあるかもしれません。
右肘も悪化させてしまいました。
今までは肘窩が痛んだのですが、今は肘の外側が痛みます。
が、これはそんなにたいした事なさそうです。
筋肉痛の範疇です。
筋肉痛と言えば両腿前側の筋肉痛が半端ないです。
これは背負い投げの影響でしょう、間違いなく。
担ぎ技でポイントが取れる様になれば試合でも多少自信を持って臨めそうです。
参段も夢ではありません。
リオも背負いで上を目指すのであればこの押し込んで裏返しにする背負いは避けて通れないでしょう。
ただし、これが通用するのは低学年までなのかもしれません。
高学年や、大人でこれをやっている場面はあまり見かけませんから。
頭の大きさとかいろいろ理由があるかと思います。
しばらくは背負い投げに取り組んでみるつもりです。
へんちくりんな「おやじ背負い」が出来上がる事でしょう。

今日はこのへんで。


 

2013年10月2日水曜日

マジかよ・・・・・ おやじ柔道(58)

「マジかよ・・・・」
タイトルにあるようにそんな出来事が先週末から昨日にかけて連続で起こりました。
もちろん柔道に関する出来事です。
一つは日曜日の第5回柔道フェスティバル。
リオ様が期待通りの優勝を小1女子の部で果たしてくれました。
男女別だったので参加人数が少なく、5人で争われリオは一回戦シードでしたから二回勝ったにすぎないのですが。
しかし、試合内容が良く、どれも危なげない一本勝ちだったと思います。
特に決勝では、今まで一度も試合で決めたことの無い背負い投げを決めて周囲を驚かせてくれました。
 

二回戦。 体落とし気味に倒してそのまま袈裟固めで一本勝ち。お尻で一生懸命押してます。教えた覚えはありません。
 
決勝戦。 抑え込みに失敗、まぐれのタイミングで立ち背負いが炸裂して一本勝ち。

 






おやじは休日当番医の仕事があったので応援には行けませんでしたが、嫁と逐一メールをやり取りして経過報告のメールが入る度にドキドキしてました。
 あと、意外だったのは長女のへたれマオが一回戦を内股で一本勝ちしたこと。
前回の県武での大会でも確か、けんけん内股で追い込んで一本勝ちしてますが、今回はもっときれいに一発で決めてましたね。

普段内股どころか払い腰の打ち込みすらやった事が無いのに、何故か試合になると大内刈りから内股を狙うパターンになっています。
自然にひょろ長い体型に合った柔道になっているのでしょうか。
いずれにせよ相手が自分より小さかったり、弱そうだと見ると120%の力を発揮するタイプですから。
そろそろ割り切って内股柔道を仕込んでみるのもよいかもしれません。
小学生から内股をやらせるとそればかりになるから敢えて教えない方針だったのですが、中学に上がっても続けるかどうか分からないので、今少しでも勝てるようにしてあげた方が良いのではと思っています。
へたれマオは二回戦では丸岡のM衣ちゃんにまたしても鮮やかな立ち背負いで一本負けで、まあ仕方ないかといったところです。
相手はあのM衣ちゃんですから。
なんと一回勝っただけで3位の賞状をもらいました。
へたれにしては出来すぎといってよいでしょう。

 
とここまではいい意味での「マジかよ・・・・」です。
 
もう一つは昨日の練習でのことです。
いつものように回転運動、補強運動が終わり、寝技の打ち込みも終わり、立ち技打ち込みに入ってすぐの事でした。
リオが左鎖骨を骨折してしまったのです。
その直前には今までにないキレのある背負い投げの打ち込みを見せており、「試合でコツを掴んだか?」と感心していただけに残念なアクシデントとなってしまいました。
受傷した瞬間はすぐ横にいておやじは見ていました。
相手の子が左の体落としの打ち込みを始めてすぐの事でした。
ちびリオが堪えきれずに飛んでしまい相手の子もそれに合わせて潰れてしまったのです。
リオが畳に横倒しになった瞬間「ビチッ」という今まで聞いたことのない音が聞こえました。
その時はおでこの横あたりが畳に着いた時の音かなぐらいに思っていました。
すぐに立ち上がって、痛がる様子もなく打ち込みの相手を再開しましたから。
でも打ち込みを受けるにしたがって顔が泣きそうになって行き、最後10本目に投げられた後、立ち上がって「首が痛い」と泣きながら訴えてきました。
今思えばこのおやじが傍に付いていながら、このアクシデントを予測することも見抜くこともできず、リオには辛い思いをさせてしまいました。
相手の子についても、今回の事故は全くの不可抗力であり、むしろ指導者面したオヤジの隣で起きた事だけに何の責任も当然ありません、責任があるのはこのへぼおやじという事になるでしょう。
全く気にすることなくこれからも自分の柔道を邁進して欲しいと思います。
親御さんにも妙に気を遣わせてしまいはしないかとそっちが気がかりです。
 
その後の経過ですが、かなり痛がっている様子だったのですぐに病院に連れて行きました。
病院に着く頃には痛いと言いつつも、見た目は平静に見えました。
大学病院に連れて行ったせいか、レジデントの予診を経て救急の専属Drの診察という手順でしかも処置の必要な患者が他にいるということで、かなり待たされました。
これは大病院ならではのシステムであり、急を要さない患者である事は間違い無いところなので仕方ありません。
 とりあえずマオの明日の学校の事もあるので、おやじはマオを連れて一旦家に帰りました。
 
 レントゲンの結果明らかな鎖骨骨折と判明し、鎖骨バンドで固定して帰ってきました。
翌日F総合病院の整形外科を受診し、オペはせずに保存的に治療するとのことでした。
鎖骨骨折はよほどひどくない限りオペはしないそうですな。
 
こんなポッキリが固定だけで元通りになるなんて人間の体って凄いですね。
って「まじかよ・・・・」という気持ちでしたが調べたところ本当のようでした。
疑ってスマンといったところです。
ちなみに「最低一か月は柔道禁止」と言われたようですが、そんなもんですむのなら御の字ですけど、どうなんでしょうね。

まあ、柔道に怪我は付き物ですが、これも避けて通れぬ道と思うしかありませんね。
どんな一流選手も通ってきた道ですから。
このへぼおやじも昔やっていますしね。
鎖骨じゃなくて頸椎でしたけど。

リオはトイレで自分のケツも拭けないようですので今週は学校お休みになりました。
今週は運動会の予行練習ばかりなので行っても只見てるだけですから。
リレーの選手も他の子に替わってもらったようなので自宅でしっかり養生させます。
しばらくは家の中がリオ王国になりそうです。
おやじはせっせと下の世話などさせていただきます。
「何なりと仰せくださいませ、リオ様」といったところです。