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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2012年4月28日土曜日

おや柔 弐段 ⑤

あれ以来、休まず県立武道館通いをしています。
毎回形の練習です。
というのも同じ弐段を受けるHさんが形の相方ですから、自分がダメだと彼も一緒に落ちてしまうのです。
一般の部で打ち込み、寝技、立ち技乱取りという通常練習をしている人たちを尻目に、二人で一心不乱に形を教わる日々です。
Y師範が懇切丁寧に真捨て身技、横捨て身技の6つの形を教えてくれます。
練習日以外にも毎日職場や、自宅で寝る前に必ずDVDを見て研究するようにしています。
今日はとうとう最後の浮き技を教えていただきました。
これで、一応すべて教わった形です。
本当は弐段の形審査は手技、腰技、足技それぞれ3つの投げの形を含む合計15種類覚えなくてはいけませんが、何故か弐段の審査で新たに加わる後の6つだけをやることになりました。
前の9つは初段の審査で覚えなくてはいけないのですが、23年前の事なので覚えているはずもありません。
手技、足技、腰技など本番でやれと言われたらその場で降参です。
Hさんともそのように話しています。
これ以上形を覚えることは不可能ですし。

自分が初段を取った時は5試合中3勝以上の実技が中心で、筆記も形もほんとにかたちだけだったような気がします。
試合で合格となった者だけを集めて最後に形の講習を行いそれで初段合格となったと記憶しています。
弐段においてもそうでした。

まあそんな愚痴をこぼしても始まらないのですが、形を覚えることがこれほど大変だとは思いもよりませんでした。
そんなわけで最近柔道の実践練習は土曜夜の少年柔道教室一般の部だけとなってしまいました。
こんなんで果たして受かるのでしょうか。
相方のHさんは実力十分なので問題ないでしょうが、自分は全くもって不安でたまりません。
はたして自分が勝てる黒帯がいるのでしょうか。
高校生相手ではまず勝ち目がありません。

とりあえず昇段審査まであと一ヶ月、精一杯やるだけです。
社会人なのでいい加減な姿は見せられません。
自分が何処の誰かということも知れ渡っているようですのでね。

ちなみに最近、昔の帯を締めてやっています。
昨年秋に柔道を再開した当初は胴回りが太くなっているのに反比例して、短くて巻けない状態だったのです。
最近新しい帯が妙に長く感じられ、もしやと思って以前使っていた帯を巻いてみると、あららいい感じ。
さすがに昔よりは短めではありますが、もともと柔道の帯は短めがかっこいいとされているので。
また、新しい帯は正規の締め方ではすぐゆるんでしまうのです。
いつもは前後の帯に挟み込んで締めています。これは試合では認められません。
審査当日はさすがに正式な締め方でないとまずいと思うので。
でも使い古した帯の締め心地はやはりいいです。
あちこち剥げてきていますが、帯の正しい在り方だと思います。

と言いつつも審査が終わったら新しい方の帯をしているかもしれませんがね。
黒帯は実はいっぱい買ってしまいました。
帯を買うのもこれが最後と思ったからです。
最終的にこれしかないという帯にたどり着いたのですが、帯の詳しい話はまたの機会にしたいと思います。

2012年4月19日木曜日

おやじ柔道 弐段への挑戦 ④

昨夜も県立武道館へ行ってまいりました。
前回の日曜に平成24年度前期武道学園の入学式があり、今回は前期2回目となるわけですが自分は今回が今年度前期初練習となります。
といっても日曜の式典には一般(成年)の生徒はほとんど参加しないようなので今回は敢えて行かなかったんですけど。
先週土曜以来の柔道でまだ右肩の痛みが残るものの、ハードな練習を求めて行きました。
夜7時30分前に武道館につくと、剣道の部の子供たちが大勢やってきていて、これから練習との事です。
まだ前期が始まったばかりで変則的な進行になっているようです。
まあ、そんな事はどうでもよいのですが、時間通りに道場に一礼して入り、指導の先生方にあいさつ回りをして、いざ周りを見渡すとどうやら今日も自分ひとりかと思いきや、白帯の初心者の方が一人いました。
一人の師範に付いて今日は受け身を教わるようです。
それ以外は女子部の形の練習の人達・・・・。いつもと同じようです。
また仕方なく一人で準備運動、など行っていると、いつもお目にかかる県武スポ少父兄のHさんがY師範と何やら話しておられます。
どうやらこのHさんも来月末に弐段を受けるようで、自分とHさん二人に対してY師範が形の指導をしていただけるようです。
ここで驚いたのは、Hさんがまだ初段だったとは。
自分はこの人には到底歯がたたず、体格でも負けているためなるべく乱取りを避けたいと思っている人なのです。(ちなみにこのように考えている人は僕だけではありません)
この人と実技審査で当たったら結果は火を見るより明らかです。
この時点で少しやる気が失せました。

ちなみに二人とも形の知識はほぼゼロ。
自分などは形の審査すら受けたことがなく、Hさんに驚かれてしまいました。
今は初段の審査時に投げの形を9つも覚えないといけない様で、ますますうんざりといったところですが、重鎮Y師範が直々に教えて頂けるというのにそんな素振りはできません。

二人とも形について全く知らない旨を伝えると、Y師範がしぶしぶ弐段の審査に新たに加わる部分だけ、すなわち捨身技だけ教えて頂くことになりました。
それでもざっと6つはあるのではないでしょうか。
そのうち巴投げと、裏投げの2つのみ教えて頂きました。
時間の関係もあったので。

手取り足取り教えて頂きましたが、やはり難しいと思いました。
記憶力が低下しているせいです。

Hさんは講道館で出している形のDVDを借りて勉強するようです。
自分はamazonnで早速購入です。
形の審査などなるべく受けたくはないのですが致し方ありません。

最後に、W谷師範に審査のことをちょっと聞いてみました。
試合形式の実技審査では勝ち負けはあまり関係ないとの事です。
勝ち点3点以上とか、それは初段の話で弐段以上は違うとか。
また、前回の昇段から長い時間が経っているほどハードルが低くなるとか。
よくわからないので何度も質問してしまいました。
要するに自分のような年齢で昇段審査を受ける者では、形が一番重要なのです。
そう理解しました。

なんとなくテンションの下がる思いですが、ここまで来たらどうあっても弐段とるしかありません。
気が付けば昨日の練習では形ばかりで、全く疲れませんでした。
金曜日もこんな感じなのでしょうか。
だとするとかなり寂しいです。
せっかくメタボ解消で体が変化してきているところなのに。
ガチンコ練習は土曜日に期待するしかなさそうです。
それはそれで結構きついのですが。


2012年4月11日水曜日

おやじ柔道 弐段への挑戦③

本日も県立武道館へ行ってまいりました。
現在武道学園は23年度後期と24年度前期の狭間であり、自由練習期間となっております。
当然午後7時半に行っても、自由練習の人たちがちらほらとめいめい形の練習や、少年柔道居残り組みが練習をしている状況でした。
道場の照明も節電のため半分に落とされていてやや薄暗い感じです。
でもたまに成年の部の人が単身ふらっと現れて、乱取りの相手をしてくれる事があるのでそれを期待して時間どおりに行きました。
しっかりと柔軟体操をして体をほぐしておかなければまた怪我で柔道が出来なくなってしまいます
から。
着替えて道場に出て、道場にちらほらいる師範の先生方に挨拶をして回り、柔軟をしつつ現れるのを待ちました。
というか、更衣室から出てくるのを待ちました。坂井中の柔道部の面々を。
道場に来る途中に出くわしていたのです。
やっと現れたと思ったらだらだらムードで打ち込みが始まりました。
途中でM師範に大内刈りの手ほどきを受けていました。
自分もしっかり聞いて吸収させてもらいました。
8時15分も過ぎ、いい加減体も十分ほぐれたので、しょうがなく壁打ち込み、一人打ち込みをしました。
ここで、今日一番の収穫、発見です。
一人打ち込みは結構よいのです。
何が良いかというと、通常の対人打ち込みでは技に入るところまでやって、また戻りの繰り返しで最後に相手を持ち上げるまで入る、すなわち投げるところまではいかないわけです。
しかし、一人打ち込みでは投げるところまでいけます。
言い方を変えれば一人投げ込み、影投げ込みとでも言いましょうか。
ひょっとしたら人間相手の打ち込みよりもある意味よいのかもしれません。
早速明日から昼休みに一人打ち込みをやる決心をしました。もちろん道着に着替えてです。
汗びっしょりになるでしょう。

そんなことを考えながら壁打ち込みをやっていると、いつものケンジ君が乱取りを申し込んできました。というより見るに見かねて相手をしてくれたというところでしょうか。
一発目だったのでまだ息が上がってないせいもあり、珍しく組み勝ちました。
しかし技に持っていくまでがなかなか・・・・・。
要するに今の自分には打ち込みが足りないのです。
技に入る動作がまだ体に染みついていないから、一瞬の技に入るタイミングを捉えられないのです。
一度も投げることが出来ないまま足技で二回ほど転がされて3分終了。
いつもならここで一本休憩を入れるところですが、今日はすぐにダイチ君が相手です。
休ませてくれなんてぜいたくは言えません。そのまま乱取り突入。
ケンジ君より軽量で体の力も弱く、スピードと技の切れで勝負するタイプなので、さすがに重くて力が強いだけのおっさんは投げれません。
投げられることもなかったような気がしますが。組み手の相性は悪くは無いようです。
しかし息があがってもうギブでした。

そんな感じで何とか行った甲斐がありました。というか彼らが気を使ってくれたのかもしれません。
何とも気まずいかぎりですが、そんなこと言ってられないぐらい柔道がやりたいです。
なんでこんなになってしまったのかさっぱりわかりませんけど。
たぶん柔道をやって無かったら、酒におぼれるとかなんか悪い方向に行ってしまっていたでしょうね。
いいんじゃないですか。金もかからず、怪我さえしなければ。
武道学園24年度前期は来週から始まります。
そして5月27日は昇段審査です。

長女の試合(児玉杯)が先日ありました。日曜日武生で。
三試合やって全敗でしたが、一度有効を先にとって惜しい試合がありました。
大内刈り気味に押し倒したものですが、そのまま相手に引き込まれて抑え込まれてしまいました。
まだ試合慣れしていないのか、試合でどうしたらいいのかがまだよく分かってないようです。
でも教えたことを実行に移せる器用なところがあるので、初勝利もそう遠くない気がします。
自分が少年柔道を三国でやっていたころなど、いくら父親に手取り足取り教わってもその通りにやることが出来ず、気の短い父をよく怒らせていたのを思い出します。
そんな自分よりは長女はマシのようです。