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2013年7月29日月曜日

真夏の強化練習 おやじ柔道(51)

暑い日が続いておりますね。
梅雨が明けたと思ったら集中豪雨で、洗濯してガレージに干してある柔道着が心配です。
最近、柔道関係者やその他の人達から「ブログ見てます」と言われる機会が増え、少し戸惑っているへぼおやじです。
最初は好き勝手に書いていたので結構ストレス発散になっていたもんですが、近頃ではあの人やこの人も読んでいるんだなあと思うとついついペンが湿りがちになってしまいます。
ペンなど使ってませんがね。

一昨日の少年柔道教室は、地区の夏祭りやその他のイベントと重なった子が多いということで開始4人、途中から5人の少人数でした。

うちのリオは前日のお泊り会で昼過ぎに帰宅し、夕方から電池切れで眠ってしまいとうとう練習を休んでしまいました。
いつもならそんな我儘を許すおやじではありませんが、翌日にある県武での少年柔道強化練習会に参加させるため目をつぶってやりました。
甘々ですが、翌日の強化練習には何としても参加させたかったのです。
以前にも書きましたが普段は同じ学年、背格好の子がチームにいないのでどうしても普通に練習が出来ません。
自分より大きな子と自由練習をやることがいい練習になるのかもしれませんが、いつもそれでは継続するのがとてもしんどいと思うんです。
たとえば自由練習では相手の子がわざと投げられたりしてくれてますが、本気で投げられたのではない事ぐらいリオにも分かりますからやっていても「手ごたえ」として実感できないのではと思ってしまいます。
低学年の人数不足はうちのチームに限ったことではなく、他所の道場でも同様のようで、毎年この強化練習会には遠く他県のチームからも参加チームがあるようです。
と言っても低学年の部は県内のチームばかりでしたが。

昨年もこの練習会にリオは参加しましたが、その時は始めて約半年程度であったためか寝技でも立ち技でもボコボコにやられっぱなしで、途中で泣きが入ってリタイアしてしまいました。
練習試合も3試合ほど行いましたがどれも秒殺だったと思います。
その後一年間でどれほど進歩したのか、その成果を確かめたくて実はおやじはこの日を楽しみにしていたのでした。

昨年もおやじは指導者でもないのに道着を着て練習会に参加していましたが、今年も同様に参加しました。
やはり、リオが心配だからです。
近くで見ていて危なくなったらストップをかけてやるつもりでいました。

姉のマオも練習会に参加しているんですが、マオの方は不思議と心配にならないんですよね。
決して強いからではなく、いつもボコボコにやられるんですけどいつもながら要領がよいというか、ずる賢いというか、危なくなると適当にごまかすので放っておいても大丈夫な気がします。
むしろずるしないように近くで監視してやらないといけないのでしょうが。
リオの場合、危なくても放っておいたらそのまま最後までやろうとするので何となく怖いのです。
過保護なおやじと馬鹿にされるんでしょうが。

今年もどうなる事かと心配でした。
前日は強化練習に行きたくないとぐずっておりましたしね。
柔道やめるとも言ってました。
さすがに今更辞められると困るのですが、おやじが付いててやるからとなだめすかしてなんとか県武につれていった次第です。

いざ練習が始まると今年は泣きが入る事も無く、練習試合でも最後の2年生に優勢負け以外は負ける事も無く、寝技でも立ち技でも大してやられる事も無く、むしろ傍で見ていてもほとんど負けることはありませんでした。
同じ小学一年生の中では、目立って強いというわけでもないのですが明らかに強い方みたいで、なんか安心させられました。
この一年でかなり成長したようです、柔道だけでなく全てにおいて。

このように子供の成長が柔道を通して実感できるのも少年柔道の面白みですね。
一年前は乱取りでいいように投げられまくって頭を打っては泣き、寝技で顔の上に乗られて息が出来ないと言っては泣き、同じく寝技の縦四方固めで足をからめられ痛いと言っては泣いていたのが信じられない成長ぶりです。

長女のマオの方は相変わらずで、掛稽古でもかかりに行くふりをして休んでいるのをしっかり指導者の先生にばれていました。
マオの練習は隣の大道場でやっていたので実は一回もおやじは見ていません。
ちょっと目を離すとすぐサボる悪い癖が案の定出ていたようです。

前回の試合でたまたま勝って少し慢心している様子なので、その勘違いを叩き直してやる必要がありますね。

偉そうなこと言ってるこのおやじは最近ちょっと柔道やれてません。
県武には先週水曜も金曜も行くつもりでいたんですが、直前になって気持ち悪くなったり、急に厄介な仕事が出てきたりで行けませんでした。
厳密には行こうと思えば行けない事も無かったんですが、ちょっとサボってしまったというところです。
あれ、マオのサボりをとやかく言えないじゃないですか。
自分こそ誰かに勘違いを叩き直してもらう必要がありそうです。

ブログを書いていると普段気が付かないことに気づくことが多いですね。

柔道好きの勘違いおやじでした。




 

2013年7月14日日曜日

真夏の柔道サイコー おやじ柔道(50)

 今夜はサタデーナイト、とくれば柔道の練習日です。
北陸地方はまだ梅雨が明けてないのでしょうか、今にも降り出しそうな曇天の空です。
にもかかわらず18時からの少年柔道の部は一周約800mを2周、トータル1.6kmのランニングからスタートです。
いつもは道場内を10周のランニングから始まるのですが、夏場に限っては外のグラウンド周囲をランニングしてます。
1年生から6年生まで同じメニューをこなしていきます。
最初から最後まで。
うちのリオは1年生一人で一番チビで女の子ですが、けっこう根性と負けん気で食らいついていきます。
ランニングも全体の真ん中あたりでいつもゴールします。
その後道場に戻っての地獄の補強運動もきっちりみんなと同じにこなします。
最初のうちはなんでこんなに一生懸命やるのか分かりませんでしたが、最近何となくわかってきました。
最初は異常な負けず嫌いなのかと思いましたがそうでもありません。
試合で負けても泣くどころかけろっとして笑っていたりします。
何も考えずに延々と同じ動作を繰り返す、いわゆる機械的な作業が大好きなんだと思います。
小さいころから一人で黙々と積み木やブロック遊びなどをほっといたら何時間もひたすらやっている事がありました。
姉のマオならすぐ飽きて放り出すような遊びをいつまでも延々と真剣に続けている、そんな子供だったんです。
ちょっとした偏執狂ですね。
おやじとちょっと似ているかもしれません。

練習はサウナのような高温多湿の道場で、土曜の立ち技中心の濃いメニューでした。
うちのマオなど早打ち込みの最中に泣きだして過換気になる始末。
追い込まれて泣くなどハートが弱い証拠です。
普段から追い込まれるとこっそりさぼるようなところがあるので、今夜のように指導者に横にぴったり付かれて檄を飛ばされながらの早打ち込みだと、逃げ場が無いのでああなってしまったのでしょう。
こうでなくては強くはなれません。

しかし、おやじも道着を着て道場に立っているだけで汗みずくです。
電解質入りの水2.5リットルを、昨年の夏に買ったスポーツジョグに用意してきて正解でした。
ぐんぐんものすごい勢いで水が無くなって行きます。

そのうち赤帯が数人に渡され、掛かり稽古が始まりました。
暑いからこそ徹底的に追い込むつもりなんでしょう。
柔道の練習はある一線を超えると余計な力が入らなくなります、消耗しきって。
そこからの練習がほんとに身になる練習のようです。
ただし、リミッターが効かなくなっているので怪我をしやすい状態でもあります。
実は掛かり稽古の最中、キャプテンのG河君が左の肘を負傷しました。
受傷の一部始終をたまたま近くで見ていましたが、指導者の先生に投げられてのものでしたが、特に無理な手の着き方をしたようにも見えなかったんですがね。
当然指導者の投げですから無理な力がかかっているわけでも無く、十分受け身がとりやすいよう配慮された投げに見えました。
しかし、この異常な高温多湿の環境での掛かり稽古で、正常な判断が出来なくなっていたのか妙な反応を体が勝手にしてしまったんでしょうか。
見ていてあれほど痛がるのが不思議に見えるそんな感じでした。
耳鼻科のおやじはこんな時無力です。
大事に至らなければよいと願うのみです。

少年の部はそんな感じで突然終わった感じでした。
坂中生やM石先生家族が20時近くになると何処からともなくやって来て練習に参加してきました。
週末のディナー後の腹ごなしに坂井柔道教室一般の部はちょうど良い感じなんでしょう。
いや冗談です。

道着を着て畳に上がるからには怪我することも覚悟の上で無くてはなりません。
柔道着の白は死に装束の白の意味もあるんです。
決して軽い気持ちで畳の上に立つべきでありません。
たとえ相手が小学生であってもです。

一般の練習は準備体操の後、打ち込み10本を行い水分補給の後立ち技乱取りになりました。
県立武道館と違って相手はみな若いので、はっきり言って2本連続でやるとダウンしてしまうおやじはちょっとみじめです。
県武では周りも結構年配なので、皆適当に休みながらやっています。
だからおやじもそんなに目立つ事は無いんですけどね。

やはり体に力が入りすぎなんでしょうか。
かといって全く脱力してしまうと、疲れませんけど組み負けて勝てません。
今日は、長く組んでいると技を掛ける力が吸い取られて無くなってしまうので、いいところを持ったらためらう時間を省略してすぐ掛けに行く事を心がけました。
相手がこちらの道着を持つ前に掛けに行くと結構掛かりました。
「持ったらすぐ掛ける」というのはよく聞くフレーズですが、いま一つ実践できずにいました。
それは、「返されたらどうしよう」と要するに怖いのです。
今夜は暑さで少し脳の制御が甘くなっていたせいか、それほど恐怖を感じること無く「持ったらすぐ」を実践できた気がします。
もっとも傍で見ていたらきっとまだまだ遅いのでしょうが、意外と技が決まりました。
ハヤテ君には久々におやじのけんけん内股が二回も、R星君には二回目の乱取りで払い巻き込みが決まりました。
両方ともお世辞にも綺麗と言えない投げでしたが久々なので嬉しくなってしまいました。

まあこんな感じで灼熱地獄の土曜の夜が終わったわけですが、1時間がおやじにはちょうど良い練習時間のようです。
一度でいいからぶっ倒れて気を失うほど練習してみたいもんです。
そのまま永眠してしまいそうですが。

とにかく今日は気持ちよかったー。
夏の柔道サイコー。




 

2013年7月8日月曜日

福井県少年柔道大会 おやじ柔道(49)

7月7日の今日は県の少年柔道大会がありました。
今大会は柔整師会の大会も兼ねており、上位入賞者は秋に行われる全国大会に行けるそうです。

試合は午前に4年生から6年生までの学年別個人戦、午後は各チーム7人からなる団体戦と、白熱した試合が繰り広げられました。

我が家のマオは今回もどうせ駄目なんだろうと諦めていましたが、ふたを開けてみたらおやじ的には合格点でした。

まず個人戦、一回戦は敦賀の選手で体格的にはマオより数段劣る選手で、はっきり言ってくじ運が良かったと思いました。
試合は大内刈りで有効を奪いそのまま横四方で抑え込みましたが足をからまれ、足を抜く事が出来ず待て。
その後同様のパターンで大内刈りから横四方で今度は足をからまれず抑え込んで一本勝ち。
二回戦は神明の選手で団体戦のメンバーでもあり、シードされてもいる選手でしたがやはりマオより小柄な選手で、見た目では決して負けてはいませんでした。
試合はほんのわずか向こうが上回っていたようで、背負い巻き込みからの抑え込みで負けてしまいましたがマオも背負い投げを見せるなど決して相性が悪い相手ではなかったと思います。
最近のネガティブな練習内容から考えると十分といえるほどの結果だったと思いました。

午後の団体戦ではマオは次鋒で登場でした。
国見さんと豊さんのチームとのリーグ戦でした。
相手には悪いのですがうちにとっては絶好の組み合わせだったようです。
何とか両チームに勝ち決勝トーナメントに進む事が出来ました。
うちのマオもなんと本日二勝目を挙げる殊勲でチームに貢献できました。
この二勝目はやはり自分よりも小柄な相手からの勝利ですが、二度大内刈りで有効を奪い、その後の寝技では失敗しましたが三度目は大内刈りから内股気味に相手をひっくり返しての一本勝ちと、言う事無い出来でした。
団体戦での他二試合はいずれも体格で負けており、試合もあっという間に転がされて抑え込まれて負けるいつものパターンでした。
まだ自分より大きい相手に立ち向かって行けるほどの自信は無いようです。

マオに関しては本日は5戦2勝3敗と負け越しではありますが、そんな贅沢は言ってられません。
何より初めての寝技と立ち技による一本勝ちが一日で二回も転がり込んできたのですから。
それにしてもマオの大内刈りが決まるなんて夢にも思いませんでした。
大内刈りは地味でなかなか決まりにくい技ですが、もっとも入りやすい技の一つなのでこれをモノに出来ると一気に先のステージに進む事が出来ます。
大内刈りからの攻撃は実はおやじの練習課題でもあり、目標でもあります。
もうほとんど諦めていたマオの柔道でこんな事が起こるとは夢にも思いませんでした。

練習すればやっただけの事があるというのを目の当たりにした感じです。
少しだけ娘がうらやましく思えた今日のおやじでした。

我がチームの他の子の試合についてはマオと同学年で半年前に入団したAちゃんが個人戦で3回戦まで進出する快挙でした。
これまで2回ほど大会には出ていますが、いずれも恵まれた体格を生かすことが出来ず勝つことが出来ませんでした。
今大会では技は出ないものの自分の体を生かすコツは掴んだようです。
今後技が身について来れば県大会で上位入賞も夢ではないでしょう。

他の子も6年生は1、2年前まではぱっとしなかった技の切れも、試合で決まるようになってきたようです。
子供の柔道は練習の成果がすぐに試合に現れます。
だから見ていて面白いのです。

おやじの柔道の方は週1、2回の県立武道館、毎週土曜の坂井町柔道教室一般とあいも変わらず継続しております。
毎回それなりに手ごたえもあるんですが、やはり試合をしないと練習の成果は判断できないというか、今の自分の評価が難しいですね。
でも試合は緊張するし、はっきり言って怖いです。
試合前でも平気でいられる子供たちが信じられないといったところです。

子供の試合ではあーしろこーしろと野次みたいな声援を飛ばし、自分の試合では怖いなんて言ってるおやじはちょっと複雑な心境です。
ガンガン練習して試合で勝つ子を見て、ひそかに憧れてしまう恥ずかしいおやじでした。