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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2015年1月27日火曜日

マジですか・・・part2 おやじ柔道(97)

 先週土曜日、1月24日に毎年この時期恒例の丸岡主催の柔道大会、第17回丸岡町少年柔道交流大会が丸岡武道館にて行われました。
今回は敦賀柔道教室と総斗会さんも加わり、いつもの坂井町、春江町、丸岡町に川口道場さんの4チームと合わせ計6チームによるちょっとした大きな大会になりました。
プログラムを見るとリーグ戦と決勝トーナメントの二部構成になっていて、個人戦のみとはいえ試合場2面でほんとに終わるの?と思いました。
そのくらい今年は参加人数が多く感じられました。

おやじとしては気になるリオのブロックを見てみると、なんと敦賀のR君と同じブロックではありませんか。
昨年のフェスティバルで苦杯を舐めた川口のHさんとも同ブロックでしたが、同じ川口のK君が休んだのでそちらに移動になりました。
毎回リオ潰しとも思える過酷な組み合わせに今回も天を仰ぎましたが、身勝手な被害妄想と自分に言い聞かせて会場にいる敦賀さんの一団に目をやると、いらっしゃいました。
小2とは思えぬ見事な体躯の男の子が。
半年以上前のデータで確か44㎏だったので現在はおそらく50㎏近いのではと思います。
最近ようやく30kgに手が届いたリオも決して軽いほうではないのですが、絶望的な体格差であることには違いありません。

R君とは実は2年ほど前にオープン戦幼年の部の3回戦でリオは試合しています。
その時は確かR君の大外刈りを透かしたまでは良かったのですが、そのまま相手の空振りの勢いで触れてもいないのに一回転して腹ばいに落ち、スーパー一本負けしてしまったのです。
開始直後の事でした。
その時はもう少しやらせてくれても良いじゃないかとも思いましたが、あの体格差を見るにつけ早めに終わりにしてくれた事に対して安堵する気持ちもありました。






ちなみに5年生のマオのブロックに目を向けると、またしてもMちゃんと同じブロックでがっくしと言うかまたかといった感じでした。
しかも今回は総斗会さんのOさんも一緒というおまけつき。
Oさんは一時はMちゃんの天敵とも呼ばれたセンスのある子で、小柄ながらバランスのいいけんけん内股で大きな相手に勝つところを何度も目撃しています。
へたれマオにもけんけん内股を何度も指導しているのですが、足を引っ掛けて持ち上げるのが精一杯で内股の原理が分かっていないというか、Oさんのけんけん内股を間近で見て何かを感じてくれれば上出来といった具合でした。

マオのリーグ戦は、辛うじて敦賀の似た体形の女の子に旗判定で勝ちを拾って、そのあとはきれいな一本負けのオンパレードで終わりました。





ま、予定通りといったところです。
マオに関しては一勝挙げればノルマ達成、お咎め無しという事に我家ではなっていますので。
おやじも嫁もリオの会場側に詰めていてマオの孤独な戦いを遠くから、リオの試合の合間にチラ見するという状態でさすがに可哀そうな気もしますが、普段の練習態度からも強くなりたい、相手に勝ちたいという気迫が感じられないからこうなるのだと勝手に考えております。
仕方ありませんね。
どこの家庭でもあることです。

で、リオの試合ですがいつものようにゆっくりとしたペースで試合は始まりました。
一試合目、二試合目と歯切れの悪いいつものリオの柔道が展開されて、ポイント差で優勢勝ちを重ねていくパターンです。
この日は調子が良く、いつもの受けの強さも感じました。
そして問題のR君との試合、意外とリオのペースと噛み合いました。
決して切れの良くないリオの動きに合わせるかのようにR君の動きも良くないように見えました。
コツコツと足技で崩して背負いに入るというリオのエンドレスのパターンにハマってくれました。
途中疲れたのか手が出なくなる場面もありましたが、おやじが怒声を張り上げて発破を掛けたせいで何とか終了まで攻めきって、旗判定で勝利を手にすることが出来ました。

念願のR君越えを果たしこれで十分満足でしたが、決勝トーナメントに進み決勝戦でまたしてもR君との一騎打ちが待っていたのです。

先程の試合でリオに合わせて負けを喰らったR君は、今回は先手を取ろうと怒涛の勢いで前に踏み込んできました。
大外を狙っての踏み込みですが、リオとは喧嘩四つで大外は掛け辛く、その上リオは相手の踏み込みに合わせて先に腰をねじ込んで背負いに入ることを繰り返しました。
喧嘩四つの小さな相手にこれをやられるのは非常に嫌なもんです。
それを誰に教わるでもなく試合の流れで本能的にリオがやっているのです。

またしても前進を阻まれたR君は為す術がありませんでした。
何とかまたしても試合時間2分を攻勢でしのぎ切ったリオですが、決勝戦に限り1分間の延長となりました。
リオのスタミナが持つかと思われましたが、目を疑う場面が。
ここでとうとう背負いが入り、R君の巨体が一瞬飛んで前に落ちたのです。
信じられない光景でした。
腹這いなのでポイントにはなりませんでしたが、R君には消極的指導が行きました。



その頃には会場の声援はピークに達しており、それまで声を張り上げていたおやじは逆に黙り込んで試合の成り行きを見つめるしかありませんでした。

そのまま、R君の逆襲も凌ぎ切ったところで延長時間終了。
またしても旗判定になりましたが、見せ場を作ったリオに文句なしの旗が上がりこの日2度目の勝利を手にしました。

同時に昨年に続きこの大会2連覇達成でしたが、R君に勝利した事が何よりうれしかったおやじでした。

それにしても、傍から見れば親馬鹿が過ぎると思われても仕方ないのですが、会場を沸かせる試合をするリオが自分の子であることが信じられません。

前回のマジかよ…のときは金メダルを取った直後の練習で鎖骨を骨折したので、あまり浮かれることの無いよう平常心で今夜の練習に臨むつもりです。
来週も羽咋の大会がありますが、調子に乗って無理をしないようにさせないように見守るつもりです。

以上、親馬鹿試合報告でした。



2015年1月22日木曜日

心臓が止まる おやじ柔道(96)

あけましておめでとうございます。
今年初の更新となります。

おやじの練習初めは1月7日に県武で行いましたが、その後インフルエンザに罹ってしまい昨夜は今年2回目の県武一般での練習となりました。

ちなみにおやじの罹ったインフルエンザはB型でした。
インフルエンザ全体でB型の割合は非常に少なく、今年はこの近辺でB型に罹ったのはおやじぐらいです。
とりあえずタミフルを飲み、家族にも薬を飲ませましたが何とか他人へ伝染させることだけは免れたようです。
熱は37.2度と微熱程度でしたが、何となく体がしんどいのはだらだら続きました。
インフルはやはり他の風邪とは少々違います。
それでもこの程度で済んだのはやはりワクチンの御陰でしょうか。
いや違いますね、たいていインフルエンザワクチンの標的はA型のはずですから。

それにしても今年のインフルの流行は今ピークに差し掛かっているようで、もの凄いです。
保健所から院長室に入ってくる学級閉鎖のFAXが大変なことになっています。
こんなに一度に多くの学級閉鎖、学年閉鎖は見たことがありません。

うちの娘達も以前はよくインフルエンザや風邪に罹っていましたが、柔道をやるようになってからめっきり風邪をひくことが無くなりました。
喘息の発作も出なくなりましたし柔道さまさまです。

そんな訳で昨夜の県武での柔道はおやじにとって2週間ぶりとなりました。
この歳で2週も間隔が空くとかなり体にこたえるのでちょっとためらいもありましたが、そんなことを言っているとこのまま柔道が出来なくなってしまうので「迷った時は行く」と決めたとおりに行ってまいりました。

大道場を覗くと中学生から年配の方まで結構な人数が揃っていました。
打ち込みを数本と寝技、立ち技といつもの練習でしたが、2週間ぶりの体にはこたえました。
寝技で完全に息が上がってしまい、抑えられることは何とか回避できたのですが、酸欠で左前胸部に重苦しい痛みを感じました。
心臓が悲鳴を上げている感じで、タバコを止めないとほんとに命を落としそうです。

立ち技では立っているのがやっとでしたが、最近体が重くなったせいか滅多な事では飛ばなくなったようです。
大外で腰を入れることを覚えてからは腰技でやられることは無くなりました。
最後に指導員のO村先生と初めて組ませていただきましたが、流石に電光石火の内股で浮かされてしまいました。
最後まで投げなかったのは武士の情けでしょうが、それにしても股間の真下に「タタン」という畳を蹴る音を聞いた瞬間に入られていました。
やはり軸足を柔らかく相手の股下深くまで一気に入らないと、一発で跳ね上げる内股は決まらないようです。
勉強になりました。

「続けることで誰でも強くなれるのが柔道」この金野潤先生の言葉を信じて愚直に続けているだけのおやじですが、最近少しだけ柔道に手応えを感じるようになりました。
最近医師会の飲み会の席でもブログや柔道のことを皆さん知っている様子なので、以前のように書きたい放題とはいきませんが柔道と同じくぼちぼちと続けたいと思っています。

今回はこの辺で。
今年もよろしくお願いいたします。