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2015年8月6日木曜日

久しぶりの県立武道館  おやじ柔道(101)

また更新の間隔が空いてしまいました。
今年はマオの塾の送り迎えがあるという理由で県立武道館へはなかなか行けません。

今、嫁さんと子供達は嫁さんの実家に里帰り中で、家にはおりません。
そんな訳で昨夜は久々に県武に行って汗を流してまいりました。

実は県武の武道学園一般は今、夏休みでやってません。
が、少年部の自主練の後に一般の自主練が行われることがあります。
人が集まればですけど。
お盆休みぐらいしか来れなくなった流浪のおやじ柔道家は誰かやって来ることを期待して一人で行くしかありません。
先週の水曜も実は行ったのですが、午前中に少年部の暑中稽古をやっていたらしく、大道場は電気も付いていない真っ暗闇でした。
帰りの車中で絶叫しながら帰ってきた変人おやじなのでした。

昨夜は運よく県庁の柔道部の方が二人お見えになっていたという訳です。
このお二方は以前からよく県武で一緒にやっている人達で、M木さんとK藤くんです。
K藤くんはまだ若く20代半ばといったところでしょう。
M木さんは以前、齢を伺った事があり確か40代前半だったと思います。
2人ともあまり大きくはありません。
担ぎ技を中心とした典型的な軽量級柔道です。
軽量級柔道は次女のリオが目指す柔道なので、常日頃から考えているおやじです。

今のおやじは重量級もいい所なので、このような軽量の方との乱取りもリオの柔道を考えるうえで参考になります。

寝技に関して軽量級は重量級に対して圧倒的に分が悪いでしょう。
寝技では力は重要な要素の一つです。
そして自らの体重をうまく使うことによって、自分より大きな相手を抑え込んだりも出来ます。
逆にポイントがずれていると自分より軽い相手も抑え込めない事が起きてきます。

実はうちの柔道教室はあまり寝技が得意ではありません。
しっかり組んで、立ち技で一本を取る柔道が目指すところなのです。
しかしそれでは重量級は良いのですが、軽量級の選手は重量級には勝てません。
お互いがっぷり組み合ってしまっては、軽量級は重量級に押し倒されて抑え込まれて終わりです。

このおやじも以前は寝技が苦手でした。
まず華が無いですし、見ている方も豪快に投げて一本を取った方が喜びます。
抑え込みで勝つとなんか損をしたような気になったものです。

おやじ柔道において、今ではこの考えは全く逆になってしまいました。
ゴルフに例えると立ち技はグリーンに載せるためのドライバーであったり、アイアンショットです。
グリーンに載ってからのパットが寝技なのです。

立ち技で一本を取る柔道とは極端な話、毎回ホールインワンを狙うようなものだと思うのです。

また寝技は立ち技のようにセンスは関係ありません。
練習した分だけ強くなれる、好不調の波も関係無い、まさに勝負にこだわるなら寝技の研究は欠かせない作業と言えるでしょう。

おやじ柔道においてもなかなか上達できない立ち技に比べて寝技は着実に積み上げている実感が持てるので、いつしか寝技が好きになってしまいました。
ブランクがあっても忘れていなければ寝技は以前と同じように通用しますし、ブランクの間も研究を怠らなければ強くなる事も可能なのです。

昨夜の県武ではそれが実感できて結構嬉しかったですね。
スタミナが切れたらそれまでですけど。

立ち技は一本だけしかやりませんでしたが、こっちも意外に好調でした。
珍しく切れのある払い腰が決まってにんまりです。

約2か月ぶりの県武での練習でしたが、それほど錆びてはいない事が意外でした。
柔道は裏切らない、「努れば必ず達す:力必達」今やおやじの座右の銘です。

この分だと明日も行っちゃいますよ。
道場の人達と呑みに行く約束になってますが、はっきり言っておやじは「変な人」なんで。
体も特に支障ない状態ですし、出来るときにやっとかないと、柔道は。



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