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2013年5月6日月曜日

おやじ柔道(44) 試合に出ました

久方ぶりの更新となりました。
今日は県立武道館で高段者大会がありました。
それのおまけの様な感じで段別試合がありました。
おやじはむろん弐段の部です。
この大会が毎年あることはもちろん知っていました。
しかし、出ないかと言われたのは10日前ぐらいでした。
もちろん断ろうと思えば断れたのですが、今年の目標が試合に出る事だったので出る事にしました。
雰囲気というものにも慣れておきたかったので。

大会は午後、県立武道館の小道場にて行われました。
高段者の部を合わせても、参加者は15人程度の小じんまりした大会でした。
弐段の部に参加するのは、おやじ以外に県立武道館少年柔道チームの父兄で指導者として子供たちを指導しておられる方、二名でした。
一人は昨年一緒に弐段を受けたHさんで、普段の乱取りでも到底かなう相手でない事は分っています。
もう一人の方はいつも県武に一般で練習に行くと、子供と居残り練習しているのでよく見かける方ですが、直接おやじと乱取りをした事はありません。
体格は立派でおそらく100kg前後はゆうにあるでしょう。
おやじより体格では上回ってます。
パンフをみると年齢も42歳とおやじよりずいぶん若いではありませんか。
ちなみにHさんも38歳と若いです、おやじに比べれば。
このK島さんと三人で総当たり戦となりました。

試合は弐段、参段、四段、五段と各段ごとに行われました。
しかし参加者が少ない為、一面のみを使って行われました。
弐段の部はまずHさんとK島さんの試合です。
K島さんは大人と乱取りをしているのを見るのは初めてですが、約20年ぶりの試合とあってか動きが硬くガチガチに力が入っているのが分かりました。
技を繰り出すのですが明らかにちぐはぐで掛かりそうにありません。
20年ぶりならこんなもんなんでしょう。
Hさんも心なしかいつもと違って息があがっているようです。
二人の緊張が手に取るように伝わってきます。
試合はK島さんの技をいつものように返してHさんの一本勝ちだったと思います。

そしてとうとうおやじの番が回ってきました。
相手は敵う筈の無いHさんです。
お互いに礼をして開始線より左、右と一歩踏み出します。
はじめの号令とともに試合が始まりました。
なんだか久しぶりの感覚です。
緊張は不思議とありませんでした。
相手のHさんは緊張しているのが伝わってきます。
組み手もいつもと違って甘めでしたが、いかんせんこの人の小外掛けには下半身の弱いおやじはいつもやられてしまいます。
今回も手堅く小外を繰り出してきました。
いつも足を引っ掛けられてそのまま引き倒されてしまうのですが、今回もやられました。
でも極めが甘く、技ありの判定でした。
寝技には行かず、立ち技から再開しました。
またしても小外にきました。
今回は何とか足をかわして裏投げ気味に後ろに返しました。
「有効」。
何とか一矢報いたようです。
そのまま寝技で決められなかったことが最大の失敗でした。
試合再開後、必死の意気込みを感じた瞬間、踏み込まれて一本背負いを食らって一本負けとなりました。
派手に肩から落ちましたが県武の畳はふかふかで全く怪我はしませんでした。

「はぁ~、やっと終わった」という感じの復帰戦でしたが、まあこんなもんでしょう。
しかし今回はもう一試合あるのです。
相手はこれまでやった事の無いK島さんという重量級です。
何試合か参段、四段の部の試合が行われた後、再び弐段の部、おやじの出番があっという間に回ってきました。
これといった技の無いおやじにはまだ試合は早かったかな~なんて思っているうちに始まってしまいました。
組んで見るとやはりK島さんの練習不足は明らかで、組み手で明らかな優位に立てました。
しかし、相手の巨躯を目の当たりにするとどうしても技に行く勇気が出ませんでした。
大内から内股と頭で思っていても体が動かないのです。
そうこうしていると息も絶え絶えのK島さんに先に技を出されてしまいます。
最後思い切って大内に行こうとした時、3分の試合が終わっておやじの長い1日も終わりました。
結果は引き分け、その日は1敗1分けという結果でした。

まあ怪我無く終える事が出来たのが一番の収穫ですが、返し技を恐れず試合で技を繰り出す事がこんなにも勇気のいることだというのを思い出させてくれました。
返し技を恐れずに技に行くこと。
今後の課題が見つかりました。

ちなみに帰りの途中、右足小指が疼きだしました。
結構な痛みです。
帰って靴下を脱いで見てみると、やっぱり・・・・。
知らないうちに突き指していました。
痛みは夕方には引いたので、脱臼や、骨折はしていないと思います。
でも、試合が終わってから痛みだすなんて、おやじもガチガチに緊張していたんでしょうね。
とても子供には見せられませんわ。


 

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