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2014年9月4日木曜日

今更ですが おやじ柔道(88)

すっかりご無沙汰してしまいました。
少年柔道の方はその後、秋の試合シーズンに向けて熱のこもった練習が続いておりました。
おやじの方も子供の練習に付きあって、子供中心の柔道生活でした。
先日、秋の試合シーズンの口火を切る形で、高浜でスポ少の柔道大会が行われました。
毎年夏休みの最終日くらいに行われる団体戦2試合のみの交流大会です。


マオとリオも出させていただきました。
リオはまだ2年生ですが、最近はどのチームも人数不足が深刻なため2年生が駆り出される場合もあるということです。
リオの場合は相手も2年生という事で出ることになりました。


夏の間の成果が試される一戦という事で興味深い試合でしたが、結果は何もさせてもらえず相手の技をいいように受け続けた挙句の一本負け。
それも背負い投げでの一本負けでした。
相手の子は男の子で体格はリオよりやや小さめ、動きは格段に速く、技出しや体の動きを使った崩しも休み無くよく出てました。
リオの目標とする柔道を逆にやられての一本負けで、本人もかなり打ちのめされていたようです。


マオは2戦行い、一戦目はこれまで二度やって二度とも勝っているF原君に終了間際に小外刈りで有効を奪い優勢勝ち。途中抑え込まれる場面もありましたが、肩ブリッジで何とか返して今回も勝利にこぎつけました。
2試合目は少し体格の良い子に押し倒されて抑え込まれて負けるいつものパターンでしたが。


マオについてはおやじはもう見放して久しいのですが、着実に力が付いているようです。
普段の練習でも、おやじはリオに掛かりきりでマオはほとんど見てません。
逆にそれが良いのかもしれません。
指導者として素人のおやじに教わるよりは。


リオについては残念の一言です。
動きが遅いという欠点が最近気になっていましたが、技が出ない、棒立ちで何もできないと、まるでおやじの柔道を見ているようでした。


おやじの柔道と言えば、今更ですが気付いた事があります。
おやじは乱取りで技が出ません。
組み手争いでいいとこを持っても、スタミナが切れて技に行けない、今までずっとそう思ってました。
でもそうじゃなかったんです。
最近、黒帯の指導者クラス、初段取りたてのK納君、ひょろひょろ中学生の非力なウミ君など色んなレベルの人と乱取りする機会があります。
大人の黒帯とは組んでるだけでスタミナを浪費しますので、「いいとこ持てても疲れてしまっていて技に入れない」まさにその通りなんですが、K納君やウミ君などはいいとこ持つのにさほど苦労はしません。
ですが、スタミナがまだ残ってるのにもかかわらず案外「掛け」に行けないのです。


さすがの頭の悪い勘違いおやじも気がついたと言う訳です。
「掛け」にばかり気が行ってしまって「崩し」をやってないことに。
「崩し」をしてないから技に入れる状態が作られず、要するに「作り」が出来ず、「掛け」に入る事が出来ない訳です。
ウミ君などには強引にいきなり「掛け」に行くことも可能ですが、それでもかなりの体力を浪費します。
何かがおかしい、そう思って当然です。


リオが先日の試合で、相手の攻めを受けるだけで何も出来ずに投げられたのもおやじが「崩し」を疎かにしているせいかもしれません。
「崩し」とワンセットで技は教えるべきです。
普段の打ち込みから崩しを入れた打ち込みをやらせるんです。
いや、指導者が「崩し」を常に念頭に置いてアドバイスを与えるだけで違ってくるのではないでしょうか。




とりあえずおやじにおいては当分、乱取りは崩しメインの乱取りをする事にしました。
崩して崩して崩しまくるんです。
それこそチョンと押しただけで飛んでくくらいまで。


スタミナが心配ですが死ぬわけではありません。
思いついた事は片っ端からやっていきます。
それが「おやじ柔道」です。




なんて事を帰りの車の中で考えながらいつものように21時に帰宅すると、嫁さんから「帰りが遅いから洗い物がいつまでたっても片付かない」といつものように責められます。
これも「おやじ柔道」です。




まあ、夕飯をおやじの分も残しておいてくれているだけましなのかも。
おやじ柔道を貫くのは家族の協力が必要です。


申し訳ないと思いつつも止める訳にはいかないのです。


何故かは自分にもわかりません。
それが分るまで止めれません。


今日はここらへんで。

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