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2014年9月19日金曜日

第8回キッズ柔道交流大会 おやじ柔道(89)

9月7日はキッズ柔道交流大会という仲保道場さんが主催する大会があり、うちの柔道教室は今年初めて参加させていただきました。
なにぶん初めての大会なので、どんなものか興味深く拝見させていただきました。


まず、午前は団体戦でした。
1チーム6人で各学年から一人ずつ出す形で行われました。
3チームの予選リーグを勝ち上がれば、決勝トーナメントに進めるといういつもの試合でした。
リオは先鋒で出ました。


結果はうちのチームは2勝1敗だったのですが内容の差で上には進めませんでした。
先鋒のリオは1勝2分けでした。
勢いの良い先鋒とはいかなかったようです。


午前の最後には1年生以下低学年の個人戦が行われ、柔道を始めてまだ間もない子や、そうでない子も混じって大いに盛り上がっていました。
うちの教室からは今年の4月に入ったイッコー君が、1年生の部で3位に入りました。
パワーと体格に優れ、気性も格闘技向きなので今後が楽しみな逸材です。
実はあわよくば優勝をと期待していたのですが、優勝したのは石川県の某道場の女の子で、片膝背負いのうまい子でした。
イッコー君もソッコ―で投げられていました。


他県の子と入り混じった大会になると、この片膝背負いに福井の子はやられまくる印象があります。
何せ福井だけは片膝背負い禁止の立場を貫いているからです。
普段やる事も無ければ喰らう事も無いのですから、対応出来なくて当たり前なのです。
その代わり、福井では体の大きい子の天下となっています。
小さい子は立ち背負いで大きな子を投げねばならず、そこまで強靭な足腰を持っている子は少ないのです。
安全面から言えば膝着き背負い禁止となりますが、競技として考えた場合この問題は難しくなるような気がします。


午後は2年生以上で個人戦が行われました。
少し変則で、2年生は男女混合、3年生以上では3,4年生の男女別、5,6年生の男女別といった分け方でした。 
当然4年生と6年生が体格の上で有利となります。
まあ、これも大会運営上致し方ないのでしょう。


リオは予選リーグを勝ち抜きトーナメントへと進みましたが、そこで小さな石川の男の子に片膝背負いを見事に決められ一本負けでした。
開始早々、掴みに前へ出たところを合された感じです。



その子は次戦となる準決勝で仲保道場のH君に豪快な払い巻き込みで負けていました。
小さな石川の子は予選リーグで敦賀の連太郎君に、片膝背負いで合わせ一本勝ちしたのをたまたま見ていましたので、「これはチャンスか?」などと思いましたが、やはり巨漢の連太郎君に勝つという事はそのくらい強いという事だったのでした。


リオが個人戦初戦で当たった石川の女の子も片膝背負いの使い手でしたが、2回ほど潜り込まれて担がれそうになり、堪えたところを横倒しに押し込まれ抑え込まれそうになる場面がありましたが、足を絡めて何とか凌ぎました。
その後も相手に先に技に入られるも、落ち着いて捌き、中途半端な膝着きの状態になったところを大外で押し倒しそのまま袈裟固めで抑えこんで勝ちました。



これが片膝背負いに対する攻略法なのでしょうか。
要するに前に出て掴みに行くとそのまま転がされてしまうので、ついていかずにその場で踏ん張って立っていればいいのです。
相手は小さく、引き出す力は無いので不用意に前に出てつまずかなければ良いのです。
逆に前に引き出す力を持った子にはどうすればよいのか?
そもそも片膝で前に引き出すことは可能なのか?
何となく答えはその辺にありそうな気がします。


マオの方は予選リーグを2試合戦い、どれも場外指導一つの差で判定負け。
嫁にこっぴどく叱られていましたが、あのか細い体でまあまあ良く頑張った方でしょう。
体力差で押されて場外に出てしまうのは致し方ないと思いました。
一つの試合会場で二試合行うという大会運営上の事情も関係していたと思います。
また、負けた二試合のうち一つは相手が6年生でした。


今大会はマオが1勝も挙げれませんでしたが、リオは団体戦負けなし、個人戦ベスト8でまあこんなもんかなといったところです。
前回の高浜でこっぴどい負けを喰らっているので、もう勝てないのではないかと心配していましたが少しホッとしました。


今大会では相変わらず他県勢の膝着き背負いが目立ったのと、仲保道場さんの巻き込みが目につきました。
2年生の福井県学年チャンピオンのH君などは、楽に投げられる相手にもかかわらず巻き込んで乗っかっていました。
試合ともなればきれい事など言ってはいられないのでしょうが、普段から巻き込んで投げるのが当たり前になっているのかなと少し気になっただけです。




来週はいよいよ柔道フェスティバルです。
昨年リオが金メダル、マオが3位の賞状を貰った大会です。
各学年別、男女別と意外と狙い目の大会です。
今年はどうなるでしょうか。


おやじ的には今年も金メダル期待しています。


それでは。



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