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毎週 水曜午後は前院長の齊藤栄宏が診察しておりましたが、高齢のため引退いたしました。現在は診察は全て現院長の齊藤寛が行っております。予約制ではありませんがご希望の方は是非いらしてください。

2011年8月8日月曜日

長女です。昨日は栃木県の子供博物館という施設で遊んできたようです。福井にもこんな施設があるといいのですが。今日は鼻骨骨折疑いの患者さんが来た話です。

入場料も数百円で一日遊べる県の施設です。福井で言うなら恐竜博物館のようなものですね。
次女もごらんの通り遊んでいるようです。
妻と娘二人は栃木に里帰りでおらず、私は一人暮らしの状態です。昨日は朝から町内会の草むしりに参加して腰がひどく痛くなってしまいました。
診療のほうは高校野球のせいか午前中は特に少なく、福商の敗退もあり猛暑もありでやれやれです。珍しく鼻骨骨折の患者さんが受診してきまして、もともと事故で陳旧性の骨折があり見た目が元から曲がっている人だったので特に処置は行いませんでしたが、鼻骨骨折整復の器具:ワルシャム鉗子といいますがペンチのような形をした器具でこれを鼻腔に差し込んで「えいやっ」と持ち上げて曲がった鼻筋を真っ直ぐにするというものです。その際パチッとかペキッというクリック音が鼻骨が整復された音で、その音がするまでぐりぐりやることになります。気を失う患者さんもたまにいますね。耳鼻科の処置は苦痛を伴い鼻骨整復などは多少手荒い感じですので処置中に血圧が下がって痙攣をおこしたり白目をむいて倒れる人は珍しくありません。子供や女性はあまり我慢せずに訴えますから少ないですが、成人男性は結構我慢してぶっ倒れることが多いです。我慢せず痛ければ痛いと言うようにしましょう。ちなみに下図がワルシャム鉗子です。実物はもっと大きくてごついです。これでぐりぐりやられるかと思うとぞっとしますね。中にはあまりの痛みに曲がったままでいいという患者さんも大勢いたりします。

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