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2013年6月7日金曜日

近況 おやじ柔道(46)

 6月になり暑くなってまいりました。
子供たちも練習で柔道着を汗でじっとり濡らして帰ってくるようになりました。
おやじの医院は6月に入る頃になると、毎年そうですが患者数は激減します。
花粉の飛散が一段落するのと、暖かくなって風邪をひく人が減るせいです。
こればかりは仕方がありませんね。

6月には坂井町の柔道大会があります。
市民大会の一環で柔道部門も少年、一般の部とに分かれて試合をやるようです。
うちの娘たちも含めて、この日は全員参加の大会が催されます。
そんなわけで毎回熱のこもった練習が行われているわけです。

肝心のうちの娘たちはどうかというと、次女のリオは変わらずマイペースで黙々と練習しています。
大内刈りが気に入った様子です。
寝技の腕縛りも最近積極的にやるようになってきました。
ただ一つ問題があるとすれば、同じ学年、同じ体格の子がうちには居ないのです。
従って練習パートナーがいないということになります。
こればかりは運なのでどうすることもできません。
同じチーム内にライバルがいないということは、良くもあり悪くもあります。
良い点はもちろん無条件で試合に出れることです。
 指導者からはじかれる心配もありません。
同じチーム内でのレギュラー争いが無いというのは大きなストレス軽減であることは間違いありません。
悪い点は当然、向上心が無くなり上達しないことです。
よほど柔道が好きでないとモチベーションが保てません。

最悪なのはそれまでライバルが居なかったのに、いきなり強力なライバルが出現してしまうことです。
それまでのぬるま湯状態から一気にレギュラー争いの中に放り込まれたのでは、何となくやっていた者はそのギャップについていけずにそこで挫折してしまうでしょう。

うちのマオがちょうどその状態にあります。
リオはまだぬるま湯状態真っ只中ですが、そのうち同じ状況が発生するかもしれません。
なんせ体も小さく、決して素質に優れているわけではないのですから。

現在、うちの嫁さんはなんとかはっぱをかけてマオを奮い立たせようとしています。
毎回練習の後は地獄の説教タイムが待っています。
自分もあまりのやる気のなさをついつい一緒になって責めたりもしてしまうんですが、同じ柔道をやっている自分としては、これ以上言う気になれないというのが正直なところです。
自分も少年柔道経験者でしたが、子供のころの体格差というものは柔道にあっては、残酷なほどにどうしようもない厚い壁なのです。
10kgの体重差があればまず勝つことは難しいでしょう。
大人に置き換えて考えても、自分の倍の体重の相手にどうやって勝てばいいのか分かりませんもの。
しかも最近ではこの暑さです。
自分などは一本3分の乱取りを2本続けてやろうもんなら、白目をむいて気絶しそうなぐらい消耗してしまいます。
まあ、ガチガチに力が入りまくったおやじ柔道だからなんですがね。

というわけで我が家のマオは今、非常につらい状況にあります。
そのうち柔道を辞めたいとか言い出すかもしれません。
そうなったらリオもついでに辞めてしまうでしょうから、うちで柔道をやるのはこの勘違いおやじ一人という笑えない状況になってしまいます。
たぶんそれでも余計意固地になって辞めないおやじではありますがね。
これ、福井県人特有の気質だと思います。
周りの目を気にせず意地でしがみついて離れないというのは。
柔道とは無関係ですが、仕事上の付き合いをしている方で、これと同じ状況になっている方がいます。
どんな迫害を受けようと、意地でも現在のポストを明け渡そうとしない人が。
そんな状況がもう何年も続いていて、おそらく定年までそれは続くのでしょう。
また、そんな他人から見れば不毛以外の何ものでもない行為を受け入れる人間感情が福井にはあると思うのです。

脱線してしまいましたが試合は6月22日に少年柔道の大会があり、翌日の23日には一般成人の大会があります。
22日はおやじの本業である耳鼻咽喉科の福井県地方部会もあります。
もろに少年柔道大会とかぶってしまいました。
本来なら仕事優先で少年柔道の方は観戦を諦めるところですが、ど~しても見に行きたいんですよね、子供たちの戦いを。
また、うちの道場主催の大会なので試合の進行などで人手がいるんですが最近もろもろの事情で手が足りない状況なんです。
おやじも当然進行係で手伝わなければいけません。
翌日にはおやじの参加する一般の大会もあることだし、耳鼻科の学会もどうでもいいことなどないんですが、今回は勘弁してもらいたいですね。
ということで耳鼻科の方は欠席せざる負えません。
本気かと言われてしまいそうですが本気です。

肝心のおやじ柔道は相変わらずぱっとはしません。
最近風邪気味だったせいかスタミナが一段と無くなったようです。
3分の乱取り一本でもうダウンです。
ここまで持久力が無いと柔道になりません。
組手で勝ってもそこまででガソリンを使い切ってしまって、いいところを持ちながら技に行くことが出来ません。
「ダンスしに来たんかお前は」なんて言われてしまいそうです。
みっともないったらありゃしません。
こんな状態だから子供のことは強く言えないんですよね。
まあ、23日のおやじの復帰第2戦は前回同様おやじ一人でこっそり行って帰ってくるつもりです。
行きは自家用車、帰りは救急車なんて事にならなければいいのですがね。

 

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