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2012年7月15日日曜日

おやじ柔道 弐段⑬

昨日の坂井柔道教室の練習はまさに灼熱地獄でした。
蒸し風呂のような熱気の中で、6時半には中学生の白帯軍団が顔を出し、寝技、立ち技の自由練習でした。
その日は中学生の試合があったようで、今日は8時からの成年の部は無いものかと思いきや、黒帯君たちは8時過ぎからの参加と、48歳のおやじにとっては過酷以外の何者でもない展開でした。

乱取り中も立ったまま失神しそうな眼をして白帯君が立ち向かってきます。
こちらも手加減する余裕もなく大内刈りからの攻めの柔道を繰り返しました。
少年の部が終わった直後、白帯中学生軍団は道場の隅に積まれた投げ込みマットの上に大の字で伸びています。
自分はひたすら水分補給です。
しかし自分と子供二人が持参した1リットルの麦茶と2リットルのアクエリアスは既に空の状態。
ふと自分の道着をみると帯の周囲が黒く汚れていました。

汗で濡れた黒帯から色が道着に移ったのかと思いましたが、実は昼間に帯を水洗いして乾ききっていなかったのです。
帯も汗を吸って塩を吹く状態だったのもありますが、洗ってはいけないはずの黒帯を洗った理由は別にあります。
自分の道着は4.5号ですが、帯は5号です。
つまり、長めの帯をしている訳です。
柔道では長めの帯は実はあまりかっこよくありません。
道着についても同様で、大きすぎても小さすぎても格好悪いもんです。
何気に柔道は身だしなみにはうるさいスポーツです。
オーダーメイドの柔道着が一流の証と言っても過言ではありません。
自分のサイズにぴったりの物を今の柔道選手はみな当たり前の様に身につけています。
というわけで購入時にはほぼぴったりだった帯が、今は柔道の練習のおかげでウェストがサイズダウンしたために、長くなってしまったというわけです。

さすがにハサミで切るわけにもいかず、かといってナマズの髭の様に幅広肉厚の帯が斜め下にピンと張りだしているのもかっこ悪いので、何とかこれを短くしたいと思ったわけです。
いろいろネットで調べた結果、水でぐっちょり濡らした状態で天日でカラカラに干からびさせるというのが一番縮小効果があるようです。
約10cmぐらいの縮小するようです。
10cm短くなれば道着の号数と同じ4.5号の長さです。
しかし、実はベストは4.0号です。
帯は少し短めの物を選ぶのが正しいようです。
つまり自分は20cmも長めの帯を買ってしまったことになります。

今更後悔しても仕方ないのですが。
現在帯は4本新たに購入し、うち2本を交互に使用しています。
購入順にレビューすると以下の様になります。

1.ミズノ全日本モデル、ミズノオンラインショップで購入。独特の硬さがあるが、薄くて高級感、重厚感に欠ける。金の裏抜け刺繍だが、文字の大きさも控えめで何となく好きになれなかった。

2. 九桜幅広肉厚47mm朱子帯、 苗字のみの金の裏抜け無しの刺繍で、文字サイズも一番大きく、長さが少し長めであることを除けば気に入っている。現在二本のローテーション使用のうちの一本。
3. イサミの洋八丈織47mm肉厚の空手帯。 これははっきり言って柔道帯では無い為邪道です。しかし、金裏抜け無し刺繍で色も刺繍もなかなかの逸品です。空手の有段者がよくやっている金モール、つまり金筋の刺繍をしゃれで一本つけてしまいました。でもこの帯がおそらく一番自分の希望にかなったものです。県立武道館での練習のときだけ使用していますが、いかんせん空手帯だというのが見る人が見れば一発なので少し気がひけます。使用頻度が減ってきています。
これが二本のローテーション帯のうちのもう一本です。
4. 東洋のG帯ゴールド。 これは帯幅が45mmで幅広帯が好みの自分には合いません。洋八丈帯ですが、朱子帯のような手触りで硬さは一番硬いと思われます。
しかしなんといっても刺繍(金、裏抜け無し)がへたくそでした。苗字が型崩れしておりはっきり言ってクレームもんです。選んだショップが悪かったようです。こちらは完全にお蔵入りで一度も使用していません。

こんな感じでこだわりがあって、柔道をやる上での楽しみにもなっているのです。
柔道衣も黒帯も最高に高い物でも5万円はしません。
大人であればこだわってみてもそれほど懐には響きませんので、ま、いいんじゃないですか。

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