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2013年3月3日日曜日

柔道と怪我 おやじ柔道(37)

昨日はいつもの土曜日通り坂井柔道教室で娘二人と汗を流してまいりました。
最近春一番が吹いたこともあり、かなり暖かい陽気が続いていたので久しぶりに柔道着の下にジャージを着るのを止めようかと思っていましたが、当日になり寒気がやって来て粉雪が舞い散る寒さに逆戻り。
これでは素肌に柔道着一枚など到底おやじに耐えられるはずもなく、相変わらず道着の下にジャージをもっこり着こんだどんくさい格好で練習に行ってまいりました。

娘たちの柔道は、はっきり言って日々の進歩に目をみはるばかりです。
たまに仕事の関係で夜の練習に付き合えない日が続いたりして、一週間ぶりくらいに娘達の柔道を見るとはっきりと上達しているのが覗えます。
まさに「ビッグバン」と言いたくなるところですが大袈裟ですかね。
要するに子供のころは爆発的に上達する時期があるという事を言いたいのです。
おやじなどははっきり言って日々柔道の研究だけは娘達の何倍もやっているつもりですが、練習量でははっきり言って約半分がいいところでしょう。
特に子供たちは試合もやっていて、試合の中で目に見えて上達していくことがあります。
先日のオープン戦でも、うちの幼稚園児のリオは一回戦より明らかに二回戦のほうが上出来の動きをしていました。
実にうらやましい限りです。
柔道の稽古を継続して出来るという事は。

おやじの一番の問題は怪我で練習が継続できないことです。
以前にも言いましたが柔道は継続が肝心と、かの金野潤先生も言っております。
しかしおやじにはなかなか練習を継続することが困難です。
何故か、それは怪我です。
そうです、常に怪我との戦いなんですよ、おやじ柔道は。
これまでの怪我の履歴を記憶が定かなうちに記録として残しておきたいと思います。

H23年9月、約17年ぶりに柔道を再開。

同月、娘マオを強引な背負い投げで投げたところ右肩を痛め、以後約一年間慢性的な痛みに苦しむ。病名はおそらく右肩腱板損傷+五十肩。現在は回復。

同年10月県立武道館での大人相手の寝技乱取りで袈裟固めでしぼりあげられて肋軟骨を骨折。これは約二週間で回復。

同年12月17日、県立武道館での乱取り中、右ふくらはぎに突然バチーンという断裂音と激痛を覚え、救急搬送された。診断は右腓腹筋肉離れ。これは、約二ヶ月で練習復帰、回復とした。

H24年3月、県立武道館で弐段を一緒に受験したHさんと初めての乱取り中、強引な小外刈りというか小外掛けを二回連続で食らい、特に二回目が致命傷で右膝関節がバキッという音がして倒れた。このときに右膝前十字靱帯を損傷した模様。膝関節に外側真横から水平に外力がかかった。この小外掛けは実はHさんの得意技で、返し技というか後の先というか、とにかく必殺技なんです。 8月と10月に膝が「抜ける」現象があり、その場に崩れることがありましたが、その後は起きてません。右ひざの裏側が痛くて正座するのが非常に辛い状態でしたが、年末ごろには正座してもそれほど痛みは感じなくなってきました。現在では一応回復したとしておきましょう。

同年5月、弐段を受験したとき、形の審査で巴投げを受けた際右かかとを打ってしまい体重を掛けると激痛。かかとの骨(専門的には踵子骨といったっけなあ)にひびが入ったような気がします。皮下出血がじわじわと広範囲にかなり時間が経った後で出現してきました。印象としてはかなり深部での出血があったようです。
約1カ月か2カ月ぐらい体重を掛けると痛みがあったような気がしますが現在完治しています。

同年7月、これも県立武道館で同じ坂井町の中学生ダイチ君と乱取り中、進境著しい彼の内股を受けた際、変に頑張ってしまい左足親指をひどく突き指した。親指全体が紫色に内出血するほどで、これは反対の右足の親指も含めその後数回突き指を繰り返した。
(小内刈りを食らったときに親指が畳に引っかかって内側に折れ曲がる感じになるのです。ビキッという音がしてしばらく紫色に腫れあがります。もちろんちょっと触られただけで飛び上がるほど痛いです。)
結果、若干の変形を伴った状態で固まり、最近では再発予防にテーピングして練習に臨んでいる。

同年12月、坂井町柔道教室成年の部にて中学生のS喜くんを左の一本背負いでぐずぐずに投げたところ、左腰を痛めた。これは正月の間、買い物でショッピングセンターをぶらぶらするのが非常に辛く立っていられない状態だった。現在は痛みがほとんど無くなったようである。治るのに約2カ月を要した。正確には時々痛むので完治はしていない。というかどれも完治っていうのは無いような気がします。

H25年1月、県立武道館で白帯のK君と打ち込みをしていて、背負い投げの入り方でHさんも交えいろいろ研究していたところ、右肘を痛めた。右肘外側の痛みで、釣り手を効かそうとすると激痛が走る状態。最初はそれほどの痛みではなかったが、2月初旬の県立武道館で初段受験を控えた18歳の体育大学1年の白帯君と、乱取りを連続で3本ほど行ったところ痛みが悪化した。調べたところいわゆるテニス肘、柔道では柔道肘というらしい。背負い投げをする選手に多い障害だそうだ。
これは現在回復していない状態。

同年2月終わり、これもやはり県立武道館での稽古から帰宅途中、車の中で右足中指がはれ上がりジンジン痛んでくるのを自覚。翌日見ると全体的にうっすら紫色に変色。いつの間にか突き指していたようです。まあ、突き指、打ち身、捻挫は怪我のうちには入りませんがね。今では両足親指に加え、右足中指にもテーピングをして稽古しています。

ざっとこんなところです。
こうやってみると怪我が無い状態で稽古できたことがほとんどないですね。
こうまでしてやっているのはなんなんだろうと自分でも不思議に思えますね、こうして見ると。

そういえば昨日の柔道教室成年の部で、新たに父兄で柔道を始めることになったH部さんですが、大外刈りの打ち込み中、右足小指を激しく突き指したそうです。
自分は見ていませんがかなりひどく腫れあがっていたそうで、骨折が心配です。
120kgの体はうらやましくもありますが反面、怪我の危険性は他の人よりも高いと言えます。
柔軟体操を見た限りでは体の硬さも相当な様子で、先行き不安です。
柔道教室の指導者の皆さんもそう感じたのではないでしょうか。

大人になって柔道を始める方は実は結構いますが、その中で継続できる人、強くなる人というのはタイプに共通点があります。
生まれつき、強靭な肉体、筋力を持った人です。
たとえば、生まれてこの方骨折、脱臼の類とは無縁といった人です。
いうなれば「骨太」な人です。
自分は少なくともタイプが違うんだよなあ・・。

おやじは怪我に気をつけて、無理はしないようにしなくてはいけませんねえ。



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